福岡国際会議場（福岡市博多区石城町）2階多目的ホールで6月4日・5日、「ビジネスシヨウ九州2008」が開催されている。主催は日本経営協会・福岡商工会議所・福岡県情報サービス産業協会・九州データベース協議会・西日本新聞社。今回で53回目。昨年は75社が出展し、10,580人が来場した。

　今年のテーマは「情報技術の近未来－見える！使える！進歩する！」。「新時代のビジネス環境を実現するための新しい発想や仕組み」を一堂に紹介する。イベントには、九州電力グループやアプライドをはじめIT関連の企業や団体など約70社が参加、計44ブースが出展する。

　各社は情報セキュリティー関連のシステムや、ビジネス・ソリューション関連、ネットワーク関連のソフト・サービスなどを紹介。吉川工業（本社＝北九州市）は食の安全をテーマにした総合機材を出展するなど、各ブースとも自社の製品やシステムをPR。ほかにも、NTTドコモ九州のブースで展示されていた906iシリーズや、ウィルコム九州支社のブースのWILLCOM 03・D4などのデモ機、PHILIPS社の3Dディスプレーを扱う日商エレクトロニクスのブースなどが注目を集めていた。

　ほかにも講演会や出展社のプレゼンテーション、セミナーなども行われており、先進ソリューションや最新のビジネス事例を紹介。経営革新や業務改善のヒントを求める来場者たちが熱心に耳を傾けていた。

　開場時間は10時～17時。入場無料。

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