「博多町家」ふるさと館(福岡市博多区冷泉町)で現在、「あかり絵の世界展」が開催されている。
福岡市在住の造形作家・入江千春さんが手がける「あかり絵」は、素焼きの人形と照明を組み合わせた明かりのオブジェ。木材やガラス、和紙などの素材を使って制作している。子どもたちの姿や博多の懐かしい風景などを表現した作品で、それぞれ博多弁を使ったタイトルと共に展示する。同館での展示は5年ぶり。
今回は秋をテーマに、季節に合わせた作品約30点を展示する。展示作品には、子どもたちがサツマイモやキノコなど秋の作物が入った籠を抱える姿を表現した「よーけとれたばーい」、ラーメンの屋台を表現した「うまかっちゃん」、月見をする様子を表現した「うさぎのごたろ?」など。同館の池田陽子さんによると、来場者からは「風景が懐かしい」「子どもたちの声が聞こえてきそう」などの声が寄せられているという。
池田さんは「子どもたちのあどけない姿や、博多銘菓『博多通りもん』など細部まで作り込まれた作品にも注目してほしい。博多の懐かしい情景にゆっくり浸っていただければ」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~18時。入場無料。11月12日まで。