福岡ECO動物海洋専門学校(福岡市博多区大博町)が現在、福岡市動物園(中央区南公園)内のカフェ「カフェ・ラソンブレ」で提供する動物をモチーフとしたソフトクリームの新メニュー開発プロジェクトに取り組んでいる。
同校は、動物・海洋・ペット・自然環境分野の専門人材を育成する専門学校。同校では、これまで動物園に足を運ぶ機会が少なかった層にも動物の魅力を伝えようと、産学連携・商品開発プロジェクトとして、学生72人(12チーム)が参加して、5月からスイーツの開発に取り組んでいる。開発テーマは、「動物園に来たからこそ味わえる・撮れる」スイーツ。オリエンテーション後、6月の中間プレゼンテーションを経て、7月24日に最終プレゼンテーションが上位6チームにより行われた。
最終プレゼンテーション会場では、各チームが開発商品のテーマ、特徴、原価率などをまとめたスライドを映しながら、審査員に対してプレゼンテーションを実施。併せて、開発したスイーツを審査員の目の前で実演し提供した。審査員は、同店を経営する「AQUA」(横浜市西区)の宇津木社長、福岡市動物園の吉柳園長など5人。最優秀賞は、ツシマヤマネコをイメージした斑紋模様のスコーンとクランブルをトッピングした「守りたい、このヤマネコソフト」、優秀賞はゾウの水浴びをモチーフにした「ゾウさんシャワーソフト」、動物園賞はヒクイドリの色をソーダ味とレモン味のソースで表現した「ヒクイドリハッピーソフト」が、それぞれ選ばれた。
最優秀賞のチームリーダー・竹浦さん(動物園・動物飼育専攻)は「最優秀賞を頂き、心からうれしい。動物に関する学び以外に、動物園でのインタビューや試作品作りなど、『人を呼ぶためにどうするか』を考えた新鮮な経験だった」と振り返る。
最優秀案は10月ごろ、同店での商品化、販売をする可能性があるという。