「5th Anniversary『その着せ替え人形は恋をする』展覧会」が12月6日、博多阪急（福岡市博多区博多駅中央街）8階催場で始まった。

会場の様子

　「その着せ替え人形は恋をする」は、漫画家・福田晋一さんによる作品。2018（平成30）年から「ヤングガンガン」（スクウェア・エニックス）で連載中。ひな人形の顔を作る「頭師（かしらし）」を目指す男子高校生「五条新菜（わかな）」と、クラスの輪の中心にいる人気者「喜多川海夢（まりん）」がコスプレ衣装作りを介して親密になっていく様を描く。現在コミックス12巻が発売され、累計発行部数は1000万部を超えた。同展は連載5周年を記念した展覧会で、東京、愛知を巡回し、福岡は3会場目の開催となる。

　会場では、コミックス1巻～11巻の漫画原稿とカラーイラスト合わせて300点以上を展示し、物語の中で登場した海夢のコスプレ衣装を初公開のものを含め9着展示する。そのほか、福田さんのQ＆Aコーナーや、オリジナル映像展示、さまざまな衣装に身を包んだ海夢のパネルと写真が撮れるフォトスポットも設置する。

　グッズコーナーでは、「ビッグアクリルスタンド 喜多川海夢（メインビジュアル）」（2,000円）や、「トレーディングアクリルスタンドキーホルダー」（ランダム12種、850円）、「マグカップ（リズ）」（1,650円）、「ポーチ －From黒江雫－」（3,630円）など展覧会オリジナルグッズを販売。グッズ購入には個数制限を設ける。

　開催時間は10時～20時（最終日は17時終了、入場は終了1時間前まで）。入場料は、一般＝1,600円、高校生＝1,400円、中学生＝800円、小学生＝600円、未就学児は無料だが保護者（18歳以上）による同伴が必要。今月18日まで。