福岡国際空港（福岡市博多区下白臼井、以下FIAC）が現在、空港内で挙式・披露宴を含めた空港結婚式が行える「FUKUOKA AIRPORT WEDDING」の参加者を募集している。

　同社と、結婚式場の運営など婚礼事業・リゾートウエディング事業などを行うメモリード（長崎県長与町）が協力して行う同企画。メモリードは「新型コロナウイルスの影響により、結婚式の形が多様化している中、人と人とがつながる場所で門出を祝いたい」と考え、「飛行機に乗らない方にも空港に来てもらい、空港の魅力を感じてもらえるような機会を創出したい」と考えるFIACが協力することで実現したという。

　実施期間は今年11月～来年2月を予定する。挙式は2020年にリニューアルした国内線旅客ターミナル展望デッキ、披露宴は国内線旅客ターミナル内レストラン（店舗は未定）で行う。参加者の募集期間は7月31日までを予定。応募対象は、実施期間中に30人～160人規模での結婚式を検討しているカップルで、募集組数は4組。選出は抽選制で、当選発表は8月以降に行う。挙式・披露宴の会場料以外の料理やドレスなどの諸費用は、当選者と個別相談の上、決定する。

　応募は、専用のウェブページまたはメモリードの各結婚式場内に設置された応募はがきで受け付ける。

　FIACの空港営業本部 活性化推進部 活性化推進課 活性化推進課長の有馬至人さんは「当社は日頃から、飛行機に乗らなくても空港に来てもらい、空港の魅力や楽しさを感じてもらえるような機会を創出したいと考えている。今後も福岡空港が新しい発見や喜びにつながるスポットになるよう、さまざまな取り組みを行っていきたい」と話す。