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博多阪急で若手スタッフがZ世代に注目したイベント ASMR体感・撮影ブースなど

「ASMR Market」会場の様子

「ASMR Market」会場の様子

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 博多阪急(福岡市博多区博多駅中央街)の若手スタッフが中心となり企画したイベント「Our faves!『あたしたちのお気に入り』」が現在、開催されている。

「リンゴの飴細工」

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 博多阪急の20代の各階担当者10人が「『自分たちの好きなこと』を知ってほしい、『自分たちの好きなこと』や『自分たちの“推し”』を通して共感をつなげていきたい」と、約半年かけて準備した企画。ASMR(人間が目や耳から受取ったものによって気持ちよく感じる自律反応)撮影ブースや「Z世代」アーティストの作品の展示・販売、セルフ写真館の設置、アジアのスイーツや雑貨の販売などを行う。イベントは1階メディアステージをメイン会場に、地下1階・M3階・5階を除く各階に計12カ所設ける。

 メイン会場の1階メディアステージでは「ASMR Market」を開催。「咀嚼(そしゃく)音ASMR」を体感・撮影できるブースや、飴(あめ)細工や琥珀(こはく)糖などの菓子約15種類をそろえる。「パリサクの音」ブースでは「MAM CAFE」の「MAM SWEET FU 麩(ふ)菓子」(540円)、「菓匠 高木屋」の「紙ふうせん」(681円~)などの咀嚼音ASMR動画を紹介し菓子を販売。「カリカリの音」ブースでは「とも栄(NANASAN)」の琥珀糖「MIO」(1,620円)や、同店限定商品として「HMNK 飴細工チャンネル」の「リンゴの飴細工」(1個、540円)「飴のストロー」(1本、432円)を数量限定(各日30個)でそろえる。ASMR動画撮影ブースも用意し、客は会場で購入した菓子を撮影ブースに持ち込み、表情や口元と一緒に食べ物をかみ砕く音も撮影できる。

 メディアステージ横の特設会場では、「14日間で完成するアート作品!」と題し、佐賀大学院生で抽象漫画の制作を行うTeppeiさんの漫画作品を展示する。1日1こまずつ公開し、14こまでストーリーを完成させる。作品を通して客とつながりたいという同店の思いから、こまの周りは客がペンキで自由に色付けできるようにする。

 このほか、7階ステージ7-1では台湾スイーツ「豆花(トウファ)」や、タイと韓国の雑貨約100点の販売、8階「ユトリエ」イベントルームAでは「sajin(サジン)」(中央区渡辺通3)の協力によるセルフ写真館「インセンシャッチグッレ」(1組20分、2,500円~)を設置など、各階でイベントを実施する。

 同店催事企画担当の岩崎亮さんは「若手スタッフが『私の“推し”』を表現し、TikTokの専用アカウントを開設するなど新しいことにもチャレンジした。店頭に来て共感してもらえれば」と呼びかける。

 開催時間は10時~20時(最終日は18時まで)。入場無料。5月10日まで。

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