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博多のホテルで食品ロス低減に向け取り組み 生ごみを堆肥にハーブ栽培し提供

「ホテルグレートモーニング博多」外観

「ホテルグレートモーニング博多」外観

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 「ホテルグレートモーニング博多」(福岡市博多区店屋町6)で現在、食品ロスに対する意識向上を促進するため「『#捨てないステイ』プロジェクト」が取り組まれている。

屋上に設置されたコンポスト

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 ヘルスケア事業を展開する「FUTAEDA」(博多区店屋町3)が運営する「ホテルグレートモーニング博多」と、NPO法人「循環生活研究所」(東区三苫4)が協働し、ホテルの屋上で行う取り組み。SDGs(持続可能な開発目標)のターゲットの一つとしても掲げられる「食品ロス」に対しての意識向上を促進するために企画したという。

 ホテルで出た生ごみを回収し、屋上に設置したコンポストを利用して完成した堆肥を使ってミントやハーブなどを栽培。収穫したものをウエルカムドリンクや朝食などで提供することで100%循環型サービスの実現を目指し、ホテルでの宿泊を通して「食の循環」を実感してもらうことを目的としている。

 協力企業として「ローカルフードサイクリング」(東区多の津4)、「サステナブル・ラボ」(東京都港区)がプロジェクトに参加している。

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