博多座、開業以来初の大改修 式典に市川猿之助さんら

ルフィ役の市川猿之助さん(左)とエース役の平岳大さん

ルフィ役の市川猿之助さん(左)とエース役の平岳大さん

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 博多座(福岡市博多区下川端町2)で4月1日、劇場のリニューアル記念式典が行われた。

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 2月下旬から約1カ月間休業して実施した開業以来初の大改修で、プロジェクションマッピングの装置設営が容易になったほか、最新の舞台演出ができる照明機材などを導入した。総工事費は約12億円。

 式典には、改装後初の公演となる「スーパー歌舞伎IIワンピース」に主演する、ルフィ役の市川猿之助さん、エース役の平岳大さんらが出席。猿之助さんは「音響がすごい。映画館のよう」と絶賛。同作の見どころである「ななめ宙乗り」の設備も整い、「博多座の良さを生かすため、東京・大阪公演から演出を変えた場面もあり、博多座公演が最高のものになる」と自信をのぞかせる。「皆さまの熱っぽい応援をお待ちしています」とも。

 劇場入り口1階の階段横には「TSUTAYA」が出店し、一般書籍のほか、演劇に関連する書籍やDVD、CDなどを取り扱うほか、2階劇場入り口ロビーには、豆香洞コーヒーによるカフェがオープンした。

 料金は、A席=1万8,000円、特B席=1万3,000円、B席=9,800円、C席=5,000円。公演は今月26日まで。

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