「博多通り名プロジェクト」ワークショップで検証-地域に愛着を持つきっかけに

表示の起点をどこにするかや日・韓・英語表記など、様々なアイデアが飛び交った。

表示の起点をどこにするかや日・韓・英語表記など、様々なアイデアが飛び交った。

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 博多まちづくり推進協議会は12月11日、「博多通り名プロジェクト」の3回目のワークショップを開き、通り名についての意見交換を行った。

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7月・8月のワークショップで決定した11の通り名を、10月4日~26日に行われた社会実験で約60カ所にプレートを掲示。同実験で行ったアンケートの結果に集計に基づき協議会メンバーらで検証を行った。

 通り名とまち案内サインの設置は、「来街者へわかりやすいこと」「地域に愛着ある通りを目指すこと」を目的に検討されてきた。アンケートの集計結果をもとに、この日集まった約30人が検討を重ねた。

 アンケートの結果では、約9割が何らかの継続を求める結果となったことが報告された。また「地域に愛着を持つきっかけになった」という一方、表示方法や行政との連携、幅広く認知してもらうための方法など、改善できる点についても活発な議論が交わされた。

 今月中にもすべての社会実験についての報告をまとめるほか、来年2月にはシンポジウムを開き市民に発表する予定。

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