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博多駅周辺で11の通り名が決定、社会実験実施へ−まちづくり推進協
(2008年08月20日)
博多まちづくり推進協議会は8月20日、東住吉公民館(福岡市博多区博多駅前4)で「博多通り名プロジェクト」2回目のワークショップを行い、7月31日に続いて地域住民や協議会メンバーらが駅周辺の通りの名称を検討、11の通り名が決定した。
この日、前回仮決定した18の通り名について同3日〜18日に協議会のホームページ上で募集したパブリックコメントをもとに再検討を重ね、社会実験に向けた通り名を決めた。
前回同様、ワークショップの進行役に田坂逸朗さんをファシリテーターに迎え、約25人のメンバーで再討論。会の冒頭で、寄せられた96通のパブリックコメントの応募者属性が発表された。応募者は市内在住者が7割近くで、県内在住者も3割弱。男性の割合が多く、30〜40代の世代が約半数だったことが明らかになった。前回仮決定した18の通りのうち、パブリックコメントで支持が7割を切った9つの通り名のうち5つの通り名が再検討された。残りの4つについても討論されたが、今回の社会実験での決定は見送った。
議論の中心となったのは企業名や固有名詞を含めるかどうかという点。「はかた駅前通り」については支持が集まり決定となったものの、前回「東住吉通り」で仮決定した通りは、テレビ局名を通りにするかどうかで話し合われた。首都圏では局名を通り名にしている場所があることや、アメリカでも「タイムズスクエア」などメディア名が使われていることなどの意見がまとまらず、最終的には今回の社会実験には名称を含めないことに決定した。
また、前回「宮前通り」で仮決定していた通りについては、以前の管絃町の名残から、2年前に通り沿いの飲食店オーナーが「オーケストラ通り」と名付け活動を行ってきたことなどの意向も考慮した上で「住吉宮前通り」の方がふさわしいという判断に至った。
ほかにも、どちらを進行方向に考えるかといった点や、将来的な都市計画や区画整理、アジアの玄関口として、外国人にもわかりやすいかどうかなどについてなどの意見も挙がった。パブリックコメントのさまざまな意見をもとに、平仮名で「はかた」としていた「はかた寺町通り」は漢字の「博多」に、「はかた祇園通り」は「祗園通り」に、「筑紫口仲通り」は「筑紫口中央通り」に、それぞれ変更された。
ワークショップ終了後、参加者らは「まちは誰のものなのかを考えるきっかけになった」「愛着がわいてきた」「考えながらまちを歩きたい」などの肯定的な意見が多数上がり、今後のまちづくりに期待を込めた。
同協議会の溝口直美さんは「地域によって温度差が出てくる例もあり、小さな通りなどは、地域住民の方の愛称が先に出てくるのが望ましい。意見がまとまらず見送った通りについては、今後の社会実験を通して慎重に検討を重ねていきたい」と話している。
決定した11の通り名は、行政などとの調整を経て、今月4日に設立された「博多駅地区社会実験実行委員会」が10月上旬から予定されている社会実験で各通りにプレートなどを設置し、4週間ほどの間にアンケートや分析を行う予定。
社会実験に向けて決定した通り名は次の通り(パブリックコメント評価ランキング順)。末広通り、筑紫口通り、中比恵公園通り、博多口通り、博多寺町通り、人参通り、音羽通り、はかた駅前通り、祗園通り、筑紫口中央通り、住吉宮前通り。
博多駅周辺に通り名−推進協が第1回ワークショップ(博多経済新聞)九大院生らが博多の可能性を探る−まちづくり推進協で(博多経済新聞)「博多まちづくり推進協議会」発足−キックオフで清掃活動も(博多経済新聞)街づくりフォーラム−「博多まちづくり推進協議会」発足へ(博多経済新聞)博多まちづくり推進協議会
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