劇団四季、福岡シティ劇場の公演を一時中止へ-再開は来春を検討

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 「劇団四季」代表の浅利慶太さんは1月26日、同劇団専用の福岡シティ劇場(福岡市博多区住吉1)での公演を一時休止すると発表した。

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 休止は、2月7日まで上演するミュージカル「コーラスライン」以降。浅利さんは「年間動員数20万を下回る年も生じ、2007年に公演した『マンマ・ミーア!』が予想外の不振。今後、福岡でロングラン公演を行う大型ミュージカルの在庫がない」と理由を挙げた。

 同劇場は1996年に開館。「オペラ座の怪人」「キャッツ」「美女と野獣」など計33作品を上演し、333万人を動員。入場率97.5%と1作目「オペラ座の怪人」(1996年5月~1997年1月)で好調なスタートを切り、「ミュージカル李香蘭」(2000年11月)は99.6%、「ライオンキング」(2001年4月~2003年3月)は94.2%を記録したが、同作以降入場率が90%を超える作品はなく、「ウェストサイド物語」(2009年9月~11月・60.4%)、「劇団四季ソング&ダンス 55ステップス」(2009年11月~2010年1月・58.8%)、現在公演中の「コーラスライン」(40%)と不振続きだった。

 浅利さんは「九州新幹線開通の来年4月には『キャッツ』の上演希望の声もある」とし、再開に向け検討中だという。

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