ふくや、「明太子の日」にちなみ福袋販売-298円のユニーク商品も

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 ふくや(福岡市博多区中洲2)は1月9日から、福岡県下の直営店37店舗で明太子の日にちなんだ福袋を限定発売する。

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 同社創業者、川原俊夫さんが商売の神様と言われる十日恵比寿神社の縁日にちなみ、1949(昭和24)年1月10日に明太子を販売したのが博多の明太子の始まりとして、「1月10日」を明太子の日と定めた。

 福袋は店頭販売のみで10年ほど前から発売をはじめ、「知っている人はお得だとわかって買っていく」(同社網の目コミュニケーション室の宗寿彦室長)と、リピーターも徐々に増えており、例年右肩上がりの売れ行きだという。現在同社では主力の明太子をはじめ、加工製品などを含む約150種類の取り扱いがあり、人気商品やお薦め品を含む8品、約3,000円相当を2,100円で販売する。

 また、これまで100グラム=420円で販売していた明太子をより気軽に購入してもらおうと、社名と「福は内」にかけて、家庭用明太子「298(ふくは)うち」を発売。価格は70グラムで298円。同社では、この明太子の日を通して「みんなで明太子を食べる日」を定着させていきたい構え。また各店舗では、昨年12月に市内の小学校などに配布し、学校関係者から好評を得ているという、福岡県ゆかりの人物を紹介した「福岡おもしろヒストリー 人物編」の冊子も無料配布している。

 宗室長は「福岡に住んでいても、明太子はお土産などでもらうことのほうが多いかもしれないが、博多で生まれ、育てられた味の明太子を改めて味わってほしい。家族みんなで食べるきっかけになれば」と話す。

 福袋は37店舗で計10,000個を用意する。販売は今月12日まで。営業時間は店舗により異なる。主な店舗では、本店=平日8時~24時、日曜・祝日9時~19時、川端店=10時~19時、博多駅地下街店=9時~20時、天神地下街店=10時~20時。

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