リリース発行企業:株式会社emma.

MINORI FOODSCAPE キービジュアルは、季節の移ろいを感じていただくため、季節ごとに差し変わる
自然栽培・オーガニック食材EC「MINORI」を運営する株式会社emma.(本社:福岡県糸島市、代表取締役:岡田涼祐)は、2026年7月15日、ブランド名を「MINORI FOODSCAPE(ミノリ フードスケープ)」へ刷新し、ECサイトを全面リニューアル公開しました。自然循環を大切にしながら育てられた旬の食材が集まる、リジェネラティブなフードブランドとして、野菜・果物から肉・魚・加工品までを月替わりで届けます。
風景からいただく、旬のよろこび。
食べるということ。それは、どこかの風景からいのちをいただくということ。
誰かが守り育ててきた風土、その営みに触れ、自然のリズムを思い出すということ。その選択ひとつひとつによって、おいしい風景は未来へとつながっていく。MINORI FOODSCAPEは、この思想を軸に、人と自然のつながりや新たな豊かさを再定義することを目指す、リジェネラティブなフードブランドです。

「風景からいただく」ということ
なぜ、いまやるのか。数字が静かに告げる「日本の食の危機」
2025年の農林業センサスでは、基幹的農業従事者は約102万人と、2000年(約240万人)から四半世紀で約6割減少しました。平均年齢は67.6歳。さらに、20ヘクタール以上の大規模経営への農地集約が加速し、大規模経営と小規模経営の二極化が、かつてなく鮮明になりました。
農林水産省「2025年農林業センサス」(2026年3月31日 確定値)
一方、国連は2019~2028年を「家族農業の10年」と定めています。家族農業は世界の農場の約9割を占め、持続可能な食料生産の担い手として再評価が進んでいます。
国連「家族農業の10年(UN Decade of Family Farming)2019~2028」
「小農」は、日本古来の農のあり方です。小さな営みでありながら、その地域の生物多様性や環境を保つという研究もあります。また、地域ごとの多様な食文化や、土地に根ざした風景を守ることにもつながってきました。
1. Ricciardi et al. (2021), "Higher yields and more biodiversity on smaller farms," Nature Sustainability / 2. Herrero et al. (2017), "Farming and the geography of nutrient production for human use," The Lancet Planetary Health / 3. IPBES (2019) 生物多様性と生態系サービスに関する地球規模評価報告書 / 4. Kremen & Merenlender (2018), "Landscapes that work for biodiversity and people," Science / 5. FAO (2019) The State of the World's Biodiversity for Food and Agriculture
世界が小さな農に未来を見出したその10年に、日本では小農の時代が統計上終わろうとしている。MINORI FOODSCAPEは、この潮目に立とうとする事業です。

ロゴシンボルにもなった生産者の「手」
MINORI FOODSCAPEを通じて出会ってきたのも、その土地の自然を守り続ける生産者たちで、多くは70代。ある生産者はこう語ります。
「土さえ大事にして、汚さずに守っていれば、孫もひ孫も、まったく同じ味で感動できる」
その手が現役でいられる時間は、長くありません。畑が受け継がれなければ、消えるのは野菜ではなく、その土地の風景そのものです。
FOODSCAPEとは
「フードスケープ(FOODSCAPE)」とは、「FOOD(食)」と「LANDSCAPE(景観)」を組み合わせた造語です。食の流通の背景にある自然風景と、その循環を守り育む人の想いや営み、土地の歴史や文化までを、包括的に捉える言葉です。
日本の暮らしにはかつて、自然の循環のなかにあるという意識が根づいていました。その循環に調和するように、その土地その土地で人の営みがあり、文化が育まれてきました。食文化もその一つです。MINORI FOODSCAPEは、人と風景のあいだにあるつながりを再生することをミッションに掲げています。

MINORI FOODSCAPE ロゴ
伊藤 眸 (いとう ひとみ)さんの描くロゴイラストロゴは、五穀豊穣を祈る様子から、『人の手』をモチーフとしています。お米にも、野菜にも、魚にも、それぞれに生まれた土地があり、季節という時間があり、守り育ててきた人の手がある。手は、耕す道具であり、祈るかたちでもあります。ロゴの他、カテゴリごとのイラストなど、サイト内各所で伊藤さんのイラストをご覧いただけます。
リニューアルの概要
サイトリニューアルにあたっては、脇田 あすかデザイン事務所によるデザインおよびアートディレクション、フォトグラファー 土田 凌さんの撮影、上記の伊藤 眸さんのイラストのご協力をのもと進行。
※その他のクレジットにつきましては、ページ下部を参照
生産者の風景が見えるサイトへ 100軒を超える生産者一人ひとりの土と手しごとを伝える生産者ページ・商品ページへ全面刷新しました。
商品ページには、つくり手のこれまでや想いを綴る「FOODSCAPE STORY」を掲載しています。

「FOODSCAPE STORY」では、サービス理解だけでなく、業界・地方の課題理解までを促すことを図る



