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博多座で開業25周年記念の自主制作舞台「新生!熱血ブラバン少女。」

4月5日に行われた、報道陣向けの取材会の様子

4月5日に行われた、報道陣向けの取材会の様子

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 博多座25周年記念作品「新生!熱血ブラバン少女。」が4月6日、博多座(福岡市博多区下川端町)で開幕した。

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 2017(平成29)年3月に同劇場で初演した自主制作舞台「熱血!ブラバン少女。」を完全新作版として上演する。出演は、前作に続いて主演を務める博多華丸さんをはじめ、紅ゆずるさん、鈴木梨央さん、星野真里さん、宇梶剛士さん、浅野ゆう子さんなど。前作に続いて、福岡の精華女子高校吹奏楽部の現役部員も出演し、生演奏を行う。脚本は、舞台演出家・劇作家・演劇プロデューサーのG2さん、演出は花組芝居の加納幸和さん。博多座での上演後、4月26日から28日まで大阪・新歌舞伎座でも上演を予定する。

 物語は福岡を舞台に、かつて吹奏楽部の全国大会常連校だったが現在は休部状態にある「西北女子学園吹奏楽部」を、華丸さん演じるコーチ・城門輝勝(きどてるまさ)の指導により立て直し、生徒と一緒に再び全国大会を目指す様子を描く。

 自身の役どころについて華丸さんは「メンタルコーチとして、生徒、役者の皆さん、精華女子の皆さんの前で、演説まがいのようなことを行う場面がある。学校の先生のようなことをさせてもらうが、いかに説得力を持たせ、端的に、せりふの中で伝えていくかを一生懸命やっているので、そこを見てもらいたい」と話す。「自信を持って、見に行ったことに後悔なく、見に行かなかったことに後悔させるような作品になっていると思う。劇場でお待ちしている」と呼びかける。

 精華女子高校吹奏楽部の顧問・櫻内武昭先生は「7年ぶりに、またステージで演奏できることをとても楽しみにしてきた。出演者の皆さんに負けないよう、そして迷惑をかけないよう、頑張りたい」と話す。同校吹奏楽部で音楽部長を務める佐々木優衣さんは「初めは緊張や不安も多くあったが、役者の皆さんの舞台に対する熱い気持ちと、その思いを自分たちも吸収してここまでやってくることができた。熱い気持ちと、題名通り、新しく生まれ変わった姿をお客さまにお届けできるように頑張りたい」と笑顔を見せる。

 料金は、A席=1万2,500円(平日16時公演は1万円)、特B席=9,500円(同7,600円)、B席=7,500円(同6,000円)、C席=5,500円(同4,400円)、D席=4,500円(同3,600円)。今月21日まで。

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