新オフィスビル・博多祇園センタープレイスに「グルメシティ」復活

地下1階、地上11階で完成した「博多祇園センタープレイス」。店舗正面は公開空地となり、新しいランドマークになりそうだ。

地下1階、地上11階で完成した「博多祇園センタープレイス」。店舗正面は公開空地となり、新しいランドマークになりそうだ。

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 ダイエーは3月1日、このほど完成したオフィスビル「博多祇園センタープレイス」(福岡市博多区祇園町)の地上1階、地下1階の2フロアに「グルメシティ 博多祇園店」をオープンする。

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 同所は、キャナルシティ博多に程近い、国体道路と博多駅前通りの角で、1965年から2005年10月まで旧グルメシティ渕上店が40年間営業していた。店舗面積は1,593平方メートルで、店舗用の駐車場は同ビル施設内のタワーパーキングで31台分を用意する。

 地下1階を食品売り場とし、弁当コーナーでは398円弁当や298円の小箱弁当、600キロカロリー以下のヘルシーな弁当などをそろえるほか、博多屋台風の「焼きラーメン」や小倉名物「焼きうどん」など、福岡名物の鉄板焼きメニューを店内加工による出来たてで提供する。ほかにも毎朝直送される地場野菜など、地元福岡に根ざした地場商材、直営牧場が預託しこだわった自社ブランド「さつま姫牛」、志賀島近海の生魚など、「安心安全・地産地消・健康志向」のニーズに合わせた品ぞろえが特徴。

 地上1階は主に生活雑貨を取りそろえ、オフィス文具、冠婚葬祭小物、OL向けソックスやストッキングなど、オフィス需要に対応した商品のほか、日用消耗品はもちろん、アイメークやネイルケアなどのビューティーケアコーナーを展開。若い女性に人気のメーキャップブランド6ブランドを導入する。年間売り上げは、旧店2004年度が15億6,600万円だったのに対し、新店では18億円を目標にする。

 同店は、全国で初のモデルとなる、環境省の省エネ照明デザインモデル事業に選出されており、蛍光灯に替えてセラミックメタルハライドランプを採用するほか、調光システムを導入、深夜・早朝は照度を約30%落とすなど、従来比で57%の消費電力で、年間約73トンのCO2を削減する。

 同社経営企画本部の広報担当者は「2005年の閉店以来、地元の皆さまにはご迷惑をおかけした。以前とは様変わりした新店で、近隣の皆さまにはもちろん、ビジネスマン・OLの方々やキャナルシティに来られる来街者、夜は中洲の需要にも重点的に、しっかり応えていきたい」と話す。

 1日のオープンは10時から。オープン時に先着プレゼントを用意する予定。24時間営業。

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