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博多の承天禅寺で博多織新作品評会 新作200点発表、3年ぶり博多織手機体験も

一般公開の様子(2021年開催)

一般公開の様子(2021年開催)

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 博多織の新作品評会「第120回 博多織求評会」の一般公開が11月12日・13日、承天禅寺(福岡市博多区博多駅前1)で行われる。入場者制限のない開催は3年ぶり。

承天禅寺の庭(2021年開催)

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 主催は博多織工業組合(奈良屋町)。博多織の織元や作家が新作約200点を発表する。一般公開の前日までに、博多織に関わる商社や呉服店などの担当者が1次審査、承天禅寺の住職や伝統工芸士などの文化人が2次審査を行う。審査の結果、内閣総理大臣賞・文部科学大臣賞・経済産業大臣賞など20の入賞作品が決まる。

 会期中は関連イベントも行う。第120回記念特別企画展「原点回帰」では、各織元やクリエーターが博多織を代表する献上柄をモチーフにした特別展示を行う。博多織のクリエーターやプロデューサーを育成する学校「博多織デベロップメントカレッジ」の新作発表会では、同校の研修生・研究科生の作品を展示するほか、3年ぶりに博多織手機体験も行う。

 このほか、一般公開日に着物姿の来場者には、博多織のキーホルダーやカード入れなどの粗品を進呈する。

 事業推進委員長の丸本修司さんは「博多織発祥の地・承天禅寺で120回という節目の求評会を迎えることができた。織元および個人作家さんの個性豊かな新作帯や新作着物を見てもらえれば」と呼びかける。

 開催時間は10時~17時(13日は15時まで)。入場無料。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、来場者はウェブサイトで連絡先記入用紙をダウンロードし、記入の上持参。

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