住吉神社で「観月会」-雅楽や神楽舞を観賞しながら月見

神楽殿では大人も子どもも、雅楽の楽器を実際に触れることができる。

神楽殿では大人も子どもも、雅楽の楽器を実際に触れることができる。

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 住吉神社(福岡市博多区住吉3)で9月14日、仲秋の名月を地域住民で楽しむ「観月会」が行われる。同会は20年ほど前から行われており、例年親子連れを中心に地域住民ら約100人が訪れる。

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 当日は境内の神楽殿前に畳が敷かれ、テーブルやいすも準備する。境内では粟を入れたうずら餅をついたり、神楽殿では巫女(みこ)による神楽舞や、雅楽・三味線の演奏も行われ、厳かな雰囲気の中で催される。さらに、月見をしながら短歌や和歌を詠んだり、篳篥(ひちりき)や龍笛などに実際に触れて体験できる時間を設けるほか、振る舞い酒も用意する。

 権禰宜(ごんねぎ)の高野維敦さんは「神社で雅楽や神楽舞を観賞しながらのお月見はなかなか体験できないことだと思うので、どなたでも気軽に参加していただければ」と話している。

 開催時間は18時30分~21時。催しの時間は、餅つき=18時30分~、雅楽の演奏・体験=19時頃~、巫女の神楽舞=20時頃~。参加無料。

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