映画「THE CODE/暗号」会見に尾上菊之助さん、林海象監督が来福

映画ポスターをバックにフォトセッション。林海象監督(写真左)と尾上菊之助さん。

映画ポスターをバックにフォトセッション。林海象監督(写真左)と尾上菊之助さん。

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 グランド・ハイアット・福岡(福岡市博多区住吉1)で4月17日、歌舞伎俳優の尾上菊之助さんが初のアクション映画主演を務めた映画「THE CODE/暗号」の会見が行われ、尾上さん、監督の林海象さんがそろって映画の見どころを語った。

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 同作品は、「私立探偵濱マイク」を手がけた林監督が、インターネット配信でシリーズが約50本にも上る「探偵事務所5」の劇場版。歌舞伎界のプリンス、尾上さんが本格アクションに挑む現代劇初主演作。暗号解読の天才探偵が、陰謀渦巻く上海の裏社会を舞台に暗号を解読するアクション・スリラー作品。ほかに稲森いずみさん、斎藤陽介さん、佐野史郎さん、宍戸錠さん、松方弘樹さんらが脇を固める。

 映画の主演は2本目という尾上さんは、会見に衣装の探偵スーツで登場。「暗号の勉強もしたが、奥が深い、さまざまな暗号の形があることを知った」と話し、「中国語とダンスは3カ月前からレッスンしたが苦労した」と打ち明けると、林監督は「菊之介さんはかわいらしいところがあって…ある意味踊りの天才だから、ワルツもすぐ踊れるかと思っていたが全く別物で、同じように苦労されるのだと勉強になった」と会場の笑いを誘った。

 キャスティングについても、「ファンだったが、まさか出てもらえるとは思わなかった。役についても一緒に話し合って肉付けした」(林監督)ことや、川崎市が全面協力し川崎市長が出演したほか、消防車・ヘリなどを無料で借りたことも明かした。

 見どころについては「人間模様、葛藤(かっとう)、欲望、人間の深さが描かれている。アクション映画ではくくれない、いろいろなキャラクターの愛憎や欲望、きずなというものが描かれていくと思う。暗号を通じての人間模様を感じていただきたいし、派手なガンアクションにも浸っていただきたい」(尾上さん)、「暗号が主人公ではなく暗号を解く人間が主人公。暗号を解く人間の変化が繊細に出ていると思うので、その進常の変化を見ていただけたら」(林監督)と作品をPRした。

 同作品は5月9日から、シネ・リーブル博多駅ほか全国の劇場で公開予定。

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