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福岡アジア美術館でインドネシア現代美術家ヘリ・ドノさん招き影絵芝居上演

インドネシアの現代美術家ヘリ・ドノさん

インドネシアの現代美術家ヘリ・ドノさん

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 福岡アジア美術館(福岡市博多区下川端町)アートカフェで、「福岡アジア美術館開館25周年記念特別企画 インドネシアの現代美術家ヘリ・ドノ パフォーマンス作品『ワヤン桃太郎』上演・トークイベント」が3月16日・17日に開催される。

影絵芝居の様子

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 アーティストのヘリ・ドノさんは、1960年インドネシアのジャカルタ生まれで、ジャカルタを拠点に活動する現代美術家。同イベントは、ヘリ・ドノさんの筑後広域公園芸術文化交流施設「九州芸文館」(筑後市)のレジデンス事業での招聘(しょうへい)による来日に合わせ、ヘリ・ドノさんの作品を所蔵する同館の開館25周年記念として実施する。

 16日は、インドネシアの伝統芸能である影絵芝居「ワヤン・クリ」を用いた、「ワヤン桃太郎」を上演。「ワヤン桃太郎」はヘリ・ドノさんが2015年にインドネシアで発表した作品で、人の起源や人種差別の問題などを、ユーモアを交えて表現する。1カ月の福岡滞在中に募集し応募があったコラボレーターなどと再構成し、上演する。開演時間は18時30分。

 17日は、ヘリ・ドノさんと、学芸課長として同館の開設に携わり現在は北九州市立美術館館長の後小路雅弘さん、インドネシアの現代文化・文学が専門で、東京外国語大学非常勤講師の竹下愛さんをゲストに迎えトークイベントを行う。開催時間は13時30分~15時30分。

 主催の福岡市文化芸術振興財団事業コーディネーターの吉津麻央さんは「インドネシアの伝統的な影絵芝居が現代美術作品として生まれ変わった『ワヤン桃太郎』をこの機会に鑑賞し、楽しんでもらえれば」と話す。

 観覧無料。

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