「博多町家」ふるさと館で懐かしの博多写真展-大浜地区の歴史伝える

色褪せた写真ながら、当時の雰囲気が伝わってくるものばかり。見学に訪れた人は、祖父の姿を探す人も。

色褪せた写真ながら、当時の雰囲気が伝わってくるものばかり。見学に訪れた人は、祖父の姿を探す人も。

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 「博多町家」ふるさと館(福岡市博多区冷泉町)で10月1日より、博多の夏祭りの最後を飾る「流灌頂」で知られる大浜地区の写真展が行われている。

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 展示するのは、主に大浜公民館蔵の写真や個人から借りたものなど合わせて64点。明治後期から昭和40年代の学校や祭り、街並みや暮らしの様子など、セピア色の写真を飾る。

 中には、昭和10年ごろの旧博多駅前にあった九軌百貨店(九軌=九州電気軌道、後の西鉄)や昭和20年代には存在した第8の流れ「浜流」の様子、1965年に高倉健さんが主演した「網走番外地」のロケ風景などの写真も。

 同館企画部長の保坂晃孝さんは「戦時色の強いものもあるが、歴史の1コマとして、大浜校区の学校や当時の様子を見ていただけたら」と話している。

 開館時間は10時~18時。入館料は、一般=200円、小中学生=無料。今月29日まで。

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