博多駅前に地産地消ダイニング-ビニールハウス資材メーカーが出店

店内は隣のテーブルやカウンターとの距離をゆったりとってあり、ゆっくり過ごすことができる。

店内は隣のテーブルやカウンターとの距離をゆったりとってあり、ゆっくり過ごすことができる。

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 ビニールハウス資材や農業資材などを扱う佐藤産業(福岡県粕屋郡)が今月9日にオープンした地産地消ダイニング「旬菜 Agro(アグロ)」(福岡市博多区博多駅前3、TEL 092-404-3771)が野菜メニューのこだわりで話題を呼んでいる。同社にとって、飲食店経営は初。

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 同社は、農家や農業とのかかわりから「日本の農家に元気になってほしい。おいしく野菜を食べて消費してほしい」(同社の佐藤隆寛社長兼オーナー)ことから、店長でシェフを務める西村大士さんとともに野菜ソムリエの資格を取得、同店開業を決意した。

 店舗は約100平方メートルで、席数はカウンター8席、テーブル14席に6~14人までに対応する個室も備える。

 同店では野菜の仕入れにこだわり、土がついたままの新鮮な野菜を直接仕入れているという。「あまり野菜が前面というわけではなく、いつの間にか野菜が摂れている」(佐藤社長)というメニューでは、「博多ゴロッとがめ煮」(800円)や「アボカドと自家製ハムのミルフィーユ ピクルス添え」(1,100円)などが「人気」(同)だという。そほほか、通常のドリンクメニュー以外にフレッシュジュース8種類(500円~)、カクテル3種類(800円~)もそろえる。

 メーンターゲットは、30代後半の男性や若い女性など「ロハスな人」(佐藤社長)。オープン以来の客単価は約5,000円。

 佐藤社長は「地場の野菜を安全な料理としておいしく召し上がっていただければ」と話し、西村さんも「素材が良ければ変に手を加えなくてもいい味が出せる」と自信を見せる。

 営業時間は18時~24時。日曜・祝日定休

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