飛騨・老舗木工メーカーの家具展-博多駅南のインテリア店が企画

店内には美しい木目と、それを照らし出すやさしい照明がレイアウトされている。

店内には美しい木目と、それを照らし出すやさしい照明がレイアウトされている。

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 家具、インテリア、雑貨販売、インテリアコーディネートなどを手掛ける「I.F.Q.d.福岡店」(福岡市博多区博多駅南4)は9月20日から、老舗木工メーカー「飛騨産業」の家具展を開催している。

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 展示するのは、創業88年の老舗木工メーカー、飛騨産業(岐阜県高山市)の商品。同社は、独自の圧縮技術で杉を用いた家具や、使用する全ての合板・塗料・接着剤を、人と環境に安全と言われるJIS規格で最高ランクの「F☆☆☆☆(フォースター)」に対応するなど、早くから環境や品質に取り組んでいるメーカー。今年4月のデザイニング展で同社の商品を扱ったことがきっかけとなり、今回の展示会が実現した。8月下旬から、同店を運営するアイ・エース(長崎県諫早市)のIzumi Furnitureで先行して開いた家具展も好評だったという。

 期間中、同社の学習デスクやダイニングセット、ソファ、リビングテーブルなどのインテリア商品を店内にレイアウトする。商品は曲線を生かした「森のことば CURVA」シリーズのチェア(42,000円)や大胆な素材と質感が特徴の「円空」シリーズのローボード(147,000円)、イタリアの巨匠エンツォ・マーリ氏との共同プロジェクト「HIDA」シリーズのソファ(256,000円)など約25点。展示スペースでは、木目を明るくきれいに見せる照明器具も合わせて提案し、飛騨家具の空間を鮮やかに彩る。

 同店サブマネージャーの岡崎啓介さんは「(飛騨産業の商品は)お客様の体のことも考え、環境も考えている家具。丈夫で長持ちし、シンプルで飽きのこない、一生使っていただけるものなので、本物を一度見に来ていただきたい」と話す。

 営業時間は10時30分~19時。木曜定休。10月19日まで。同店では10月4日から、15周年の創業祭を予定している。

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