企画展「九州好青年科学館」-九大生らの最新メディアアート作品を紹介

展示作品のひとつ「カオマトペ」。人のカオの印象を表すオノマトペで絵を描くことができる。

展示作品のひとつ「カオマトペ」。人のカオの印象を表すオノマトペで絵を描くことができる。

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 福岡アジア美術館(福岡市博多区下川端町)7階企画ギャラリーで8月21日から、九州大学芸術工学部の学生らによる作品を展示する企画展「九州好青年科学館」が行われる。

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 昨年4月、同大学の有志が「九州好青年科学隊」を結成。6月に学内で行ったイベントが好評で、デジタルアートの世界を広くたくさんの人に見てもらいたいという思いから今回の開催に至った。

 同展は科学館のような展示スタイルの「エンターテインメントパーク」。展示される作品は文字を組み合わせて音楽を演奏できる「Cubie」や、マイクパフォーマンスで背景やステージの効果が変わる「独りスーパースターマシン」、3Dメガネをかけずに立体画像を体験できる「豚とおばさんシステム」など、個性的な作品を実際に体験できる。

 期間中、地元の高校生らを招き、色粘土の断面でアニメーションを製作したり、光と音で「光のドミノ」を作ったりするなどのワークショップも開催する。入場時に「隊員」とじゃんけんをして、勝つと入場料が300円引きとなる「遊び心」も。

 実行委員会代表の宇佐美毅さんは「高校生や大学生にはもちろん、大人になった方にも子どものようなワクワク感を取り戻してもらえたら」と話す。高校生~大学生を中心に2,000人の動員を目標に据える。

 開場時間は10時 ~20時(最終日は17時まで、入場は1時間前まで)。入場料は、一般=800円、高校生以下=300円。会期中は入退場自由。今月26日まで。

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