プレスリリース

AMED「革新的な医療機器創出プロジェクト」採択の共同研究へ参画

リリース発行企業:一般社団法人日本精神神経画像センター

情報提供:

 
UNB住吉神社前クリニック(所在地:福岡県福岡市博多区、院長:織部 直弥)は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)が実施する令和7年度「次世代型医療機器開発等促進事業(革新的な医療機器創出プロジェクト)」に採択された「脳機能指標に基づいたうつ病治療反応性予測AIの開発」の共同研究に参画します。本研究は、合同会社ユニバーサル・ブレイン(職務執行者:奥田 一貴)を中心とする共同研究で、九州大学病院精神科神経科(福岡県)、独立行政法人国立病院機構 肥前精神医療センター(佐賀県)、国立精神・神経医療研究センター(東京都)とともに、研究開発を行います。




研究の概要

うつ病は世界で約3億人、国内では114万人超の患者さんがおり、主要な精神疾患です。現在の標準的治療では、初回投薬で十分な効果が得られる患者さんは約30~40%に留まります。治療抵抗性が認められた患者さんでは、平均的に異なる4剤の抗うつ薬治療を試み、適切な治療に辿り着くまでに平均11.5ヶ月を要するという現実があります。
現行の治療選択は主に問診や臨床症状に依存しており、「どの治療が最適か」を治療前に客観的に示す指標は存在しません。こうした背景から、脳神経科学的エビデンスに基づく「精密精神医療(Precision Psychiatry)」への社会的需要は急速に高まっています。
UNB住吉神社前クリニックは開院当初から、3テスラMRIおよび脳波計測を活用した新しい精神科医療の研究をしてきました。今回採択された研究は、こうした当院の強みを活かし、ERP(事象関連電位)という客観的な神経生理学的指標を治療モニタリングに応用するものです。
脳機能の指標であるERPは、脳波から得られる認知・情動機能の神経活動であり、P300・ERN・RewP・LPPなどの成分がうつ病患者さんで振幅低下を示すことが先行研究で報告されています。本研究では、合同会社ユニバーサル・ブレインが独自開発した「UB ERP System」(8チャンネル非侵襲的脳波計)を用い、脳機能測定結果を各治療法を受けている患者さんにフィードバックすることの臨床的有用性を検証します。
また、合同会社ユニバーサル・ブレインは、今回の研究に基づき、うつ病治療反応性予測AIの開発を進めていきます。

今後の取り組み

UNB住吉神社前クリニックは、本研究を通じて以下に取り組んでまいります。

・外来うつ病患者さんを対象としたERP測定・心理評価の実施と臨床データの蓄積
・脳波計測による多角的な脳機能評価プロトコルの検証
・ERP×AIモデルによる治療反応性予測技術の実証と「UB ERP System」の薬機法承認取得への貢献
・精神科クリニックでの脳機能モニタリング実装モデルの構築

当院は通常診療と並行して、精神疾患の病態解明と客観的診断指標の確立を目指した臨床研究を積極的に推進しています。また、3テスラMRIは大学・研究機関向けに研究用途での開放も行っており、企業・大学との共同研究や治験受け入れにも積極的に対応しています。

研究についてのお問い合わせ:https://unbclinic.com/research/

AMEDについて

国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)は、医療分野の研究開発およびその環境整備の中核的な役割を担う機関です。「次世代型医療機器開発等促進事業(革新的な医療機器創出プロジェクト)」は、国内発の革新的医療機器の開発・実用化を促進し、医療現場へのアウトカム最大化を図ることを目的とした競争的資金プログラムです。

UNB住吉神社前クリニックについて

UNB住吉神社前クリニック(運営:一般社団法人日本精神神経画像センター)は、2023年5月に福岡市博多区に開院した精神科・放射線科・脳神経外科のクリニックです。
最大の特徴は、通常診療と並行して3テスラMRI・脳波(EEG)といった生理学的指標に基づく客観的データを診療に活かすための研究を推進している点です。「脳の見える化」によって医師の治療判断をサポートし、患者さん一人ひとりに最適化された精密精神医療(Precision Psychiatry)の実現を目指しています。
■診療について
精神科では、うつ病・双極性障害・適応障害・不安障害・統合失調症・認知症・発達障害など成人を対象とした幅広い精神疾患の診断・治療を行っています。放射線科では高性能3テスラMRIによる全身画像検査や他院からの撮像依頼を受けています。脳神経外科では頭痛・もの忘れ・めまい・しびれ等に対応しています。完全予約制で丁寧な診療を実践しています。
■研究活動について
当院は通常診療と並行して、精神疾患の病態解明と客観的診断指標の確立を目指した臨床研究を積極的に推進しています。主な取り組みは以下の3領域です。

- 精神疾患のデータ化と理解:脳波(ERP・周波数解析)・MRI画像・行動データを統合し、うつ病や不安障害の「脳機能変化」を客観的に可視化する研究
- バイオタイプ分類:同一診断名でも異なる症状・背景を持つ患者さんを、脳波・MRI・生理指標の組み合わせでデータに基づくタイプ(バイオタイプ)に分類し、治療反応性・再発リスクの予測基盤を構築
- 個別化治療法の開発:ニューロフィードバック(脳活動の直接調整)をはじめとする非薬物療法を活用し、バイオタイプに応じた最適な治療選択肢の確立を推進

また、3テスラMRIは大学・研究機関向けに研究用途での開放も行っており、企業・大学との共同研究や治験受け入れにも積極的に対応しています。

研究についてのお問い合わせ:https://unbclinic.com/research/

会社概要

クリニック名:UNB住吉神社前クリニック
運営法人:一般社団法人日本精神神経画像センター
代表者:院長:織部 直弥
所在地:〒812-0018 福岡県福岡市博多区住吉4-5-3
アクセス:JR博多駅(博多口)より徒歩10分
開院:2023年5月4日
診療科目:精神科・放射線科・脳神経外科
設備:3テスラMRI・脳波測定システム
公式サイト:https://unbclinic.com/
研究についてのお問い合わせ:https://unbclinic.com/research/

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