福岡空港ロビーで似顔絵展-地元ボランティアが主催、名前を伏せて展示

展示の様子。そっくりのものから、特徴が個性的に描かれたものまで、線の太さやタッチもさまざま。

展示の様子。そっくりのものから、特徴が個性的に描かれたものまで、線の太さやタッチもさまざま。

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 福岡空港国内線・第3ターミナル(福岡市博多区大字下臼井)1階ロビーで2月13日から、「楽しい似顔絵 福岡空港展2009」と題した似顔絵の展示が始まり、空港利用者の目を楽しませている。主催は、福岡空港ビルディングと似顔絵ボランティアクラブ「ゆうがおの会」。

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 同空港では4回目の開催。同会代表の高平歓治さんが約10年前に描いた似顔絵がチラシに採用されたことがきっかけで、2001年からは「その場で相手に喜んでもらえ、手元に残り喜んでもらえる」ことからデイケア施設などにボランティアで描きに行ってきた。2004年に同会を立ち上げ、現在は月1回ほど集まっているという。

 ロビーには、メンバー8人がマジックペンや鉛筆、ボールペン、筆など種類や太さの違うペンで描いたスポーツ選手、俳優やお笑い芸人など著名人の似顔絵約110点を展示。「少しでも癒やされて笑ってもらえれば」と、それぞれ特徴をとらえた似顔絵を並べ、「見ていただく方に(描かれた絵が)誰か当てっこしながら楽しんでほしい」と、絵の下には名前の札を折り曲げ伏せて添えている。

 今月21日・22日には高平さんとメンバーの2人で、来場者に無料で似顔絵を描くコーナーを設ける。「その場で(互いに)笑顔を合わせて、喜んでもらいたい」と話す高平さんは「(列が)途切れるまで、しっかり描き続けたい」と意気込みを話す。

 似顔絵実演コーナーの開催時間は両日共11時~13時。展示は5時30分~22時(最終日は15時まで)。今月25日まで。

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