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博多旧市街巡る「リアル謎解きゲーム」販売 博多中生徒が先駆けて体験会

「リアル謎解きゲーム in 博多旧市街」を体験する博多中学校の生徒たち

「リアル謎解きゲーム in 博多旧市街」を体験する博多中学校の生徒たち

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 博多旧市街の歴史を謎解きしながら楽しく学ぶ教育コンテンツ「リアル謎解きゲーム in 博多旧市街『海に浮かぶ都市・博多』」の販売が2月1日、始まる。

博多中学校生徒の体験会、出来町公園でスタート時の集合の様子

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 博多エクセルホテル東急(福岡市博多区中洲4)・博多東急REIホテル(博多駅前1)・東急ホテルズ(東京都)を実施主体とする博多旧市街まちあるきプログラム開発委員会が企画。観光庁が実施する「地域独自の観光資源を活用した地域の看板商品の創出事業」を活用して行う。

 「博多旧市街」は、中世に貿易港湾都市・博多の中心として栄えたという地域で、博多区の御供所・冷泉・大浜・奈良屋を対象とするエリア。同商品は、「博多の街で不思議な男に出会った」ことをきっかけに、博多旧市街の承天寺、妙楽寺、東長寺、冷泉公園などの文化資源や観光施設を探索しながら、それぞれのスポットに隠された謎を解き明かしていく内容。謎解きゲームならではの視点で、通常の観光では気付きにくい博多の街の歴史について学ぶことができるプログラムになっているという。福岡市を訪れる観光客や修学旅行生などへの販売を想定する。

 対象は小学校高学年~大人。クリアまでの所要時間は約3~4時間。参加には、ゲームキット(1,500円、オリジナルクリアファイル・謎解きゲーム冊子・ペンのセット)が必要で、博多エクセルホテル東急と博多東急REIホテルのフロントで販売する(6時~24時)。ウェブサイト「ウェブケット」とコンビニの店頭端末でもゲームキットの引き換えチケットを販売し、同ホテルのフロントで提示して引き換えることができる。

 販売開始に先駆けて、1月21日に福岡市立博多中学校1年生の生徒約50人が校区内フィールドワークとして約2時間でゲームを体験した。全部クリアをした生徒のグループもあり、体験した生徒は「行ったことがないお寺など新たな発見があった」「みんなでやれて楽しい」と話した。

 同委員会委員長の博多エクセルホテル東急・博多東急REIホテル総支配人平井太郎さんは「博多中学校の皆さんに体験してもらって手応えを感じた。謎解きゲームの仕掛けを通して、学生や修学旅行生、ファミリーなど、若い方に博多旧市街を知って興味を持ってもらいたい」と呼びかける。

 販売は来年6月までを予定する。

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