鶏肉料理店「鶏屋三八」、川端商店街に2号店-チンドンで開店PR

「三八」新店舗の前には、ちんどん屋のパフォーマンスに多数の人が集まった。

「三八」新店舗の前には、ちんどん屋のパフォーマンスに多数の人が集まった。

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 鶏肉の販売や「博多華味鳥」「博多華善」を福岡・東京・関西で運営するトリゼンフーズ(福岡市博多区千代1)は11月11日、川端商店街に鶏焼七輪「鶏屋三八 川端通り店」(上川端町、TEL 092-283-7511)をオープンし、商店街をチンドン屋が練り歩き新店をPRした。

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 同店は7月にオープンした天神の1号店に続く2店舗目。生ビールをはじめ、自慢の鶏肉など62品目が全て380円というリーズナブルな価格がウリで、20~30代の女性を中心に人気を集めている。同社は自社で養鶏場を持つことから、同社飲食事業部部長の手塚貴博さんは「鶏肉は鮮度が命。抜群の鮮度でリーズナブルに提供できる」と自信を見せる。

 店舗面積は1・2階合わせて50坪。1階はテーブル席、2階は座敷で計80席を設ける。新店の客単価は天神店と同価格の2,600円を見込む。「川端の、地場に根付いた地域の人々に鶏が根付くのでは」(手塚さん)と商店街でのオープンを決めた。

 「店が昭和レトロの雰囲気だし、とにかく(オープンを)楽しくしたかった」(同社の川津義博社長)と、オープン当日の夕方から、中洲や出会い橋で路上ライブ活動をしている着物姿の女性2人組「弁天図(べんてんず)」が、太鼓と鉦を組み合わせた「ちんどん太鼓」と三味線で遊び歌を披露しながら、同店スタッフらがチラシを配って回った。一行は2時間近く商店街界隈を周遊。ハイカラ着物の2人のパフォーマンスに足を止めていた。

 社長は「とにかくお客さまに楽しんでいただけるようにしたい。鶏の販売を手掛けてきたので、本当の鶏の味を知ってほしい」と話し、手塚さんも「博多を基盤として、店を通じて博多華味鶏のおいしさを発信していきたい」とも。

 営業時間は17時30分~24時。盆・年末年始休み。今月13日までは最初の生ビール1杯を38円で提供するほか、チラシ持参で焼酎のボトルキープを380円で提供する。

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