冷泉荘の一室にフォトギャラリー-九産大生が週替わりで展示

「写真っぽくない写真展をイメージした」と話す杉山英子さん(写真右)と、坂井賢一さん(中)、江口拓さん(左)。

「写真っぽくない写真展をイメージした」と話す杉山英子さん(写真右)と、坂井賢一さん(中)、江口拓さん(左)。

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 期間限定施設「冷泉荘」(福岡市博多区上川端町)4階に、九州産業大学の3年生の有志らが「フォトギャラリー ROOM」を開設し、来年3月まで週替わりで展示を行っている。

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 同施設A-43に入居していたアジア・フォトグラファーズ・ギャラリーが中央区大名への移転したのに伴い、今回同大学の芸術学部写真学科写真表現コースの3回生15人が集まり、ギャラリーの開設を決めた。

 9月6日からスタートした最初の展示は、杉山英子さんによる写真展。「記録としての写真と違う、写真っぽくないものをイメージして可能性を探りたかった」(同)という言葉通り、白とグレーの写真99枚を展示している。

 参加する江口拓さんは「来てもらったお客様に写真を撮ることによって見えてくる世界を、写真展を通して知ってもらえれば。多くの人に写真に興味を持ってもらいたい」と話している。同じ参加者の坂井賢一さんも「ギャラリーという表現形態でしかできない作品を見てもらいたい」とも。

 杉山さんの写真展は15日までで、以後毎週火曜日を挟んで、週替わりでメンバーの写真展が続く。ギャラリーの展示時間は12時~19時。火曜休館。入場無料。

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