博多駅などで黒板掲示板をデジタルで復活-JR九州エージェンシー

博多駅のデジタル掲示板は、仮設置されているインフォメーション前。

博多駅のデジタル掲示板は、仮設置されているインフォメーション前。

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 ジェイアール九州エージェンシー(福岡市博多区博多駅前3)は7月15日から、JR博多駅のコンコース内で運用しているデジタル広告「クリスタルポスター」を活用した個人向けのメッセージサービスを始めた。

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同社では、2006年2月から42インチの大型ディスプレーで法人向けの電子広告を行っている。小倉や熊本、長崎などの九州の駅にも設置しており、価格も通常のポスター掲示などと比べてリーズナブルでCMなどの映像も流せることから、順調な稼働率で推移しているという。

 今回のサービスは、空き枠を有効活用しようと企画されたもので、「昔活用していた駅の掲示板の復刻バージョン」(同社クロスメディア本部企画開発部の宮内健司さん)として、家族や友人、行事案内などの利用方法を想定している。博多駅の設置個所は、仮設置されているインフォメーション前で、ほかに小倉駅、長崎駅、大分駅、熊本駅で利用できる。

 上映内容は50文字以内で、メッセージフレームを6種類から選べる。上映期間は水曜から翌週火曜までで、1枠15秒・約2分30秒に1回程度の上映。1日約360回となる。

 宮内さんは「記念日や誕生日のお祝いメッセージ、同窓会の開催案内など、デジタル掲示板を昔の黒板掲示板のように気軽に利用していただければ」と話す。

 料金は博多駅=10,000円、小倉駅=8,000円、長崎・大分・熊本駅=6,000円。申し込みは掲示2週間前までに同社の専用ホームページから行う。

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