映画「がばいばあちゃん」-島田監督、東国原知事らが来福会見

会見で爆笑を誘った、島田監督と東国原知事。

会見で爆笑を誘った、島田監督と東国原知事。

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 福岡サンパレス(福岡市博多区築港本町)で4月7日、島田洋七さんが自ら監督を務めた映画「島田洋七の佐賀のがばいばあちゃん」の初上映会を前に記者会見を行い、特別出演した東国原英夫知事をはじめ、香山美子さん、小林綾子さん、子役時代を務めた原田祥さん、瀬上祐輝くん、森田温斗くんがあいさつを行った。

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 同作品は、島田監督自らの少年時代を描いたベストセラー小説「佐賀のがばいばあちゃん」が原作で、ばあちゃんが島田少年を預かった歳と同じ、58歳で自らメガホンをとり、数々の舞台経験を生かして映画を製作。貧しくも明るく気丈な祖母と暮らした少年時代の思い出をつづる。出演はほかに高島礼子さん、友情出演で島田紳助さんも。

 キャスティングについて、島田さんは「初めて(の監督)だから、たくさん方の中から演技のうまい方にお願いした」と話すと、「自然体でやってくれと言われたので、子どもたちも含め自然に芝居をすることができた」(香山さん)。「監督自身が水まきをしたり、非常に気さくでスタッフともコミュニケーションが図れた。さまざまなところでギャグを言ったりするなど、ムードづくりがとても良かった」(小林さん)と笑顔を見せた。

 東国原知事は「島田さんに聞くと、実際郵便局員が宮崎出身だったということで。九州全体を盛り上げていこうとおっしゃっていただいた」と話し、「撮影は1日だけ。自転車をこいで用水路にはまる役だったが、用水路の中に入って佐賀の市長らとあいさつしたときは恥ずかしかった」と明かすと、会場は爆笑。息の合った漫才のようなやり取りを見せた。また「モニターも見ながら監督が泣いていて、もしかしたらこの話は本当なのかもしれない」と冗談を入れながらも、映画のほのぼの感をPRした。

 同作品はシネテリエ天神、ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13などで4月11日から九州先行上映。全国では来月上旬より公開予定。

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