博多駅筑紫口のメーンストリートにポピーやパンジー-地域一丸で取り組み

博多駅・筑紫口正面の竹下通りは交通量や自転車・歩行者もとても多い場所。足元に咲く花々が道行く人たちを和ませている。

博多駅・筑紫口正面の竹下通りは交通量や自転車・歩行者もとても多い場所。足元に咲く花々が道行く人たちを和ませている。

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 博多駅・筑紫口側のメーンストリート・国道385号線、通称「竹下通り」の街路樹の花壇に植えられた色とりどりのポピーやパンジーが、鮮やかに足元を彩っている。

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 植えられているのは、博多駅東交差点からヨドバシカメラ角の音羽交差点までの約500メートルの間の、南北に走る国道の東側の歩道。町内会や法人会で、地域活動の一環として和めるように、また違法駐輪対策としてプランターに花を植え始めたのがきっかけ。2006年に自治会で組織する博多駅東街づくり連合会が本格的に苗を植え始めた。

 現在は西区の障害者支援施設「野の花学園」で育てられた花の苗を、同施設の子どもらと約3カ月ごとに植え替えており、現在の草花は昨年11月以降に植えられたもの。同町内のサポート校「福岡翔学館高等学院」(博多駅東2)の生徒や国道沿いの企業の社員らが、夏場などの簡単な水やりや世話などを行い育てている。

 中学生も夏休みのクラブ活動の日などに水やりなどを行うなど、地域ぐるみで花壇の世話をしている。長年同地域の自治会で活動してきた、同会の田中カツ会長は「地域ぐるみで筑紫口側もつながってきており、最近は子どもたちもとても良くなってきた。情操教育にもなっていると思う」と笑顔で話し、「皆さんがいるからできること。今後も地域全体でふれあいを持っていきたい」とも。

 今後、同通りにつながる筑紫通りなど、他の通りなどにも同様の取り組みを広げていくことを検討している。見ごろは4月半ばごろまで。

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