中華の人気店が博多駅前に復活-周辺ビジネスマンらに人気

気さくな人柄で「カンさん」の愛称で親しまれるオーナーの韓さん。夕方の情報番組で目にしていた人も多いのでは。

気さくな人柄で「カンさん」の愛称で親しまれるオーナーの韓さん。夕方の情報番組で目にしていた人も多いのでは。

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 中国人の料理長が南区で運営していた中華料理店「匯満楼(かいまんろう)」(福岡市博多区博多駅前3、TEL 092-411-5158)が10月下旬に移転オープンし、ビジネスマンらに口コミで話題を呼んでいる。

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 オーナーを務めるのは韓占全(かんせんぜん)さん。学生時代は医学・漢方などを勉強し、1990年に来日。中央区で中華料理店の料理長を経て、2003年に独立、南区に店舗を構えた。人気を呼び、地元情報番組で料理コーナーに出演していたが、ビルの建て替えにより昨年6月に閉店。駅前に場所を移し、満を持してオープンを迎えた。

 店舗は約30坪で、席数は50席。昼は約25種類準備のレパートリーから6種類を日替わり定食として提供、ご飯・ミニサラダ、スープ、ザーサイにおかず1品を加え680円(おかず2品の場合は780円)とリーズナブルな価格が、告知なしのオープンにもかかわらず口コミで周辺のビジネスマンに話題となっている。

 夜はビールや日本酒、中国酒も提供するほか、約60種類のメニューから中華春雨サラダ(680円)、大海老チリ(1,380円)、海鮮チャーハン(880円)、貝柱と那須野XO醤炒め(1,380円)など豊富なメニューをそろえる。またデザートの特製杏仁豆腐(350円)は人気で、ランチにも提供を検討している。

 韓さんは「日本人は、中華料理は辛くて油っこいイメージだと思うが、中国は北と南では全然違うし、薬膳料理も勉強してきたノウハウを生かし、さっぱりとしたものもたくさんそろえている。皆さんが毎日食べる家庭の母の料理のように、健康も考えた料理を提供していきたい」と話す。

 営業時間は、昼=11時30分~14時(平日のみ)、夜=17時30分~23時。年末年始は12月31日のみ休み。

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