映画「ザ・マジックアワー」-三谷幸喜監督、佐藤浩市さんらが来福

「自身のブログ用に」と報道陣を撮影する三谷幸喜監督(左)と佐藤浩市さん

「自身のブログ用に」と報道陣を撮影する三谷幸喜監督(左)と佐藤浩市さん

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 映画「ザ・マジックアワー」の会見が5月12日、グランド・ハイアット・福岡(福岡市博多区住吉1)で行われ、三谷幸喜監督と主演の佐藤浩市さんが出席した。

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 命乞いし、街のボス(西田敏行さん)に伝説の殺し屋「デラ富樫(とがし)」を連れて来ると約束した備後(妻夫木聡さん)だが、顔も知らない殺し屋探しに苦戦。そこで、売れない俳優の村田大樹(佐藤浩市さん)を映画の撮影だとだまし、「デラ富樫」に仕立てあげようとする…。

 「港町・守加護(すかご)」を舞台に繰り広げられる、映画「ラジオの時間」「みんなのいえ」「THE有頂天ホテル」に続く、三谷監督の第4作目。

 同作は、福岡や長崎で三谷監督初の地方ロケを敢行。会見では「ご当地映画といっても過言ではない」と三谷監督。撮影中は佐藤さんから「とても頑固な監督だった」と言われた三谷監督は「稽古しながら練ることができる舞台とは違って、映画はクランクイン時に完璧な状態で撮影に臨まないといけない。笑いが取れるセリフの間にも自信があり、『僕を信じて』という思いだった」と明かした。

 「一番印象に残るシーン」については、「佐藤さんがナイフを舐めるシーン。脚本には『猟奇的な表情で』とだけ記していたので、(シーンは)佐藤さんのアドリブ。佐藤さんはとても面白い方。皆さんが持っている『佐藤浩市』のイメージを壊したかった」(三谷監督)と佐藤さんの演技を高く評価した。

 「一切妥協せずに撮って、4作目にしてようやく思い通りの作品に仕上がった」(三谷監督)、「新しい経験ができたと思わせる作品」(佐藤さん)とも。6月7日、ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13・天神東宝ほかで公開。

「隠し砦の三悪人」-長澤まさみさん・宮川大輔さんらが会見(博多経済新聞)スクリーンで愛のメッセージを上映-キャナルシティ13(博多経済新聞)「築地魚河岸三代目」-鮮魚市場で大沢たかおさんらPR(天神経済新聞)「カンフーくん」主演子役がパサージュ広場に-拳法も披露(天神経済新聞)映画「ザ・マジックアワー」公式サイト

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