「博多町家」ふるさと館で紙灯明-どんたく期間の博多に彩り

町家の建物に前に優しく灯る紙灯明が、夕闇に情緒を醸し出ている。写真奥は櫛田神社。

町家の建物に前に優しく灯る紙灯明が、夕闇に情緒を醸し出ている。写真奥は櫛田神社。

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 「博多町家」ふるさと館(福岡市博多区冷泉町、TEL 092-281-7761)で4月25日から、約100個の紙灯明が点灯、どんたくを前にした博多の街に彩りを添えている。

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 これまで同館では毎年秋に行われている「博多灯明ウォッチング」などで、施設周辺に紙灯明を点灯してきたが、春に行うのは初めて。「ゴールデンウィーク、どんたくに合わせ、より多くの方にご利用いただけるように」(同館担当者)と、開館時間も2時間延長して行う。町家の建物や各展示館の間の小路など、黄色とオレンジの紙灯明が博多の情緒を醸し出し、観光客を中心に好評を博している。

 また先月4日にはみやげ処をリニューアルし、銘菓や博多限定のお菓子などを中心に、品ぞろえを増やしており、同担当者は「時期的にもとても過ごしやすい季節なので、ぜひ足を伸ばしていただければ」と話す。

 警察庁の発表では、GW期間中の「博多どんたく港まつり」の人出予想を昨年と同程度の220万人を見込んでおり、同館でも約20分おきに博多仁和加や舞踊、ダンスなどが披露される。また周辺の櫛田神社、冷泉公園のほかメーンストリートとなる明治通りや市役所前広場などでも、演舞台やちょうちん、桟敷席などの設置が急ピッチで進んでいる。

 灯明の点灯時間は17時~20時。灯明、開館時間の延長は共に5月6日まで。

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