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福岡の夏の和菓子「博多水無月」、和菓子店27店で販売 共同催事も

今年販売する博多水無月。(左上から時計回りに)「左衛門」「御菓子司 山月堂」「もなかの種」「今田和菓子舗」の博多水無月。

今年販売する博多水無月。(左上から時計回りに)「左衛門」「御菓子司 山月堂」「もなかの種」「今田和菓子舗」の博多水無月。

 福岡の季節の和菓子「博多水無月(みなづき)」が現在、福岡市とその近郊の和菓子店で販売されている。

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 旧暦の6月と同じ名の和菓子「水無月」は、ういろうの上に小豆をのせた三角形の菓子。昔は夏を越すことは一大事とされ、6月30日を一年の半分のみそかとし、ここを越えると無事に年を過ごすことになるといわれていた。各地で水無月祓(はらい)、夏越(なご)し祓が行われ、水無月を食べて邪気をはらったという文化が現在も続いている。「博多水無月」はこの伝統文化を元に1999(平成11)年に誕生した福岡・博多オリジナルの和菓子で、今年で販売28年目を迎える。「小豆とわらび粉を主原料にし、ササで巻く」という決め事の下、参加する各和菓子店の職人が趣向を凝らし、それぞれの博多水無月を作り販売する。

 今年の博多水無月のテーマは「みんな大好き!」。販売は、「和菓子処 吉蔵」(福岡市中央区谷1)、「和菓子処 兎月」(六本松2)、「今田和菓子舗」(博多区吉塚本町1)、「もなかの種」(南区柏原4)、「御菓子司 山月堂」(那珂川市)、「富貴」(春日市)、「左衛門」(古賀市)など、福岡市と近郊の和菓子店20社・27店舗で販売する。小豆や抹茶を使った商品をはじめ、ビワや白桃、レモンライムなどのフルーツを使った商品や、塩バニラ味、福岡の黒糖「三奈木糖」を使った商品、最中(もなか)で挟んだ商品など、各店がそれぞれの博多水無月を販売する。

 6月中は各店のほか、共同催事での販売も行う。販売場所と期間は、福岡三越=6月2日~8日、「博多町家」ふるさと館=6月11日~14日、博多阪急=6月24日~30日。

 博多水無月の発起人で「新福岡・博多の和菓子開発研究会」代表世話人の松本弘樹さんは「今年で28回目を迎えたが、一つの和菓子の開発によって地域色を出し、続けることで定番となる実感を得ている。6月2日に始まった共同催事でお客さまから『博多の夏が来たなと思うお菓子ですね』と、うれしい言葉を頂いている」と話す。

 各店での販売は7月31日まで。

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