ブルトレ引退記念バームクーヘン限定販売-ヘッドマークシール付き

九州発着の寝台特急は3月14日のダイヤ改正で廃止。精巧に作られたパッケージに、6種類のシールのおまけ付き。

九州発着の寝台特急は3月14日のダイヤ改正で廃止。精巧に作られたパッケージに、6種類のシールのおまけ付き。

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 JR九州リテール(福岡市博多区博多駅前2)が運営する、JR博多駅構内のキヨスクで2月14日から、3月14日のダイヤ改正に伴って廃止されるブルートレインをモチーフにしたバームクーヘンの販売が始まった。製造は東区の菓子の老舗「二鶴堂」。

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 同シリーズ商品は、2005年の東海道・山陽新幹線30周年記念、昨年12月の0系運転終了に続く3度目。いずれも長さ約50センチ、太さ約3.5センチというインパクトのある長さと、同社を代表する「博多の女(ひと)」のカット前の生地を使った折り紙つきのプレーン味で、0系バームクーヘンは累計32,000本を販売する大ヒットとなった。

 今回販売するのは「富士」「はやぶさ」、本州を走行する「富士・はやぶさ」は機関車が異なり、3種類となる。パッケージは北九州市の鉄道記念館に監修を依頼。ヘッドマークはもちろん、窓の数やバランスなど細かい修正を行い「現在運行している車両と全く同じ。マニアの方にも喜んでいただけると思う」(二鶴堂の橋本由紀子社長)というこだわりぶり。過去九州管内を運行していた6つの寝台特急のヘッドマークのシールが1箱につき6種類すべて入っている。

 同社長は「鉄道マニアはもちろん、団塊の世代、そしてそのお孫さんにも喜んでいただけるのでは」とし、JR九州リテール担当者も「ゆかりのある駅から送り出すという意味でも、思い入れのある方々にもお求めいただければ」と話している。

 価格は1本530円。販売はJR博多駅をはじめ、門司港、門司、小倉、鳥栖、久留米、大分、熊本、行橋、中津、別府、大分の12駅のキヨスクと、駅に隣接するam/pmエキサイド博多店、小倉駅、熊本駅店、別府駅店、大分駅店の5店のほか、二鶴堂のホームページでも販売。3種類とも各5,000本限定。

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