コレクション展「わが黄金のベンガルよ」が現在、福岡アジア美術館(福岡市博多区下川端町3)アジアギャラリーで開催されている。
西パキスタンとの独立戦争を経て、1971年に建国されたバングラデシュに焦点を当て、独立50周年を記念し同展を企画した。同館が所蔵する美術作品の中から、バングラデシュの作家の絵画や彫刻など約40点を選び構成。展示前半は「バングラデシュ独立への歴史について」、後半は「バングラデシュの豊かな自然や文化」をテーマに展示する。
同館広報担当者の石橋祐太郎さんは「豊かな自然に囲まれ、古来多様な文化を生み出してきたベンガルの地。生きることへの苦難と喜びが交錯するこの国の美術の50年をたどる展示となっている。この機会に足を運んでもらえれば」と話す。
観覧時間は9時30分~18時(金曜・土曜は20時まで)。水曜休館(11月3日は開館し、翌4日休館)。観覧料は、一般=200円、高大生=150円、中学生以下無料(11月3日は観覧無料)。12月25日まで。