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博多にラーメン店「麺屋 澄々」 自家製薬味で味に変化も

店舗外観

店舗外観

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 ラーメン店「麺屋 澄々(すず)」(福岡市博多区店屋町4、TEL 092-600-9912)が9月10日、オープンした。

「琥珀そば」

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 ホテルや飲食店の料理監修、創業参画、パティスリー経営などを行う「Rédu-M GP LLC(レデュームグループ)」(店屋町4)が運営する。フランス料理のシェフでもある社長の細谷将嗣さんが「フレンチで使うようなすっきりとした味わいの中にうま味があるスープと、自家製かぼすこしょうとを組み合わせて、おいしいものが何かできないか」と試行錯誤を重ねラーメンにたどり着き、出店にこぎ着けた。店名は、主要メニュー「琥珀(こはく)そば」「真珠そば」の2つの澄んだスープを提供するため「澄々」と付け、読み方が同じ「鈴」を店のロゴに採用した。

 女性が1人でも入りやすく落ち着いた空間をコンセプトに、内装はシックな色合いで統一した。音楽はかけず、風鈴の音色だけが聞こえるようにした。中央のハイカウンターは、ラーメンの香りを逃さないように計算された高さという。香りが届きやすいように設計したラーメン鉢や、鈴の形の箸置き、ヒノキのお膳など、ラーメンに合わせてオーダーし、オリジナルの道具をそろえた。店舗面積は約13坪。ハイカウンター12席、壁側カウンター4席を用意する。

 ラーメンには、自家製かぼすこしょうを添え、味の変化を楽しめるようにする。メニューは、定番のしょうゆラーメン「琥珀そば」(並=730円、大盛り=860円)、赤玉ネギやニラが入ったまぜ麺「釜揚げそば」(並=880円、大盛り=980円)、鶏チャーシュー入りの塩ラーメン「真珠そば」(並=760円、大盛り=880円)、「白むすび」(1個=90円、2個=160円)などをそろえる。

 細谷さんは「おいしいラーメンを提供することはもちろんのこと、丁寧な接客を心掛けている。気持ちいいあいさつでお迎えするので、足を運んでもらえれば」と話す。

 営業時間は、平日=11時30分~16時、17時30分~22時(当面は20時まで)、土曜・日曜・祝日=11時30分~15時。

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