クリエーター養成スクール「デジタルハリウッドSTUDIO福岡」(福岡市博多区下川端町3、TEL 0120-932-607)が9月1日、移転・開校した。
運営はデジタルコンテンツ制作やクリエーター専門人材サービスを提供する九州インターメディア研究所(下川端町3)。同スクールは、九州のデジタルコンテンツ産業の発展とクリエーターの活躍の場の創造を目的に1998(平成10)年10月、設立。同スクールはイムズ(中央区天神1)の11階だったが、同館が8月末に閉館したことに伴い、博多リバレインモール2階(下川端町3)に移転・開校した。併せて、同社も同所へ移転した。
リニューアルのコンセプトは、「自然と立ち寄り過ごしたくなる、居心地の良い空間」。施設の隣を流れる博多川をイメージした青のカーペットやグリーンのインテリアによる開放感に加え、カラーバリエーションのある家具の採用ではデザインを学ぶスペースに適した刺激と機能性を併せ持った空間を目指したという。
PCスペースには、iMacを15台設置。全席にサブディスプレーを備え、動画学習や作品づくりができる。トレーナー席もあり、受講生への指導やアドバイスを行う。フリースペースには、さまざまな色のチェアに個別デスク、プロジェクター、ひな壇を設け、ノートパソコンを持参して学習ができるほか、集合型ライブ授業や卒業制作発表会、外部講師を招いた特別授業、求人企業の会社説明会などを行う。受講生同士の交流の場としても利用してもらうという。