人気そば店「むらた」、2階を甘味処に-昼時間帯に限定オープン

写真は一番人気の「むらたパフェ」(850円)と、「冷しクリームぜんざい」(そば粉アイス、700円)。2階からは櫛田神社やふるさと館が見える。

写真は一番人気の「むらたパフェ」(850円)と、「冷しクリームぜんざい」(そば粉アイス、700円)。2階からは櫛田神社やふるさと館が見える。

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 老舗そば店「信州そば むらた」(福岡市博多区冷泉町、TEL 092-291-0894)は6月1日から、同店2階に甘味処「幸福~siawase~」を昼限定でオープンしている。

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 同店ではこれまでも食事後のデザートとして少量のさっぱりとしたアイスなどを数種類提供していたが、利用客から甘味だけの要望があったことや、昼の時間帯もゆっくり利用してもらえるようにと昼の時間帯限定で、掘りごたつをメーンとした2階の約30席を甘味処として活用することを決めた。

 もともと同店では、そば職人が修業を終え独立するときに、その証として甘味を開発、同店と独立したお店のデザートとして提供してきた経緯もあり、そば粉を使ったものなど趣向を凝らしたスイーツは利用客から好評を得ていた。今回の開設にあたり、小豆は北海道産のものを、白玉も八代の白玉屋新三郎のものを使用するなど材料にもこだわったほか、そば粉を使ったアイスなど、そば店ならではの和を意識したメニューが並ぶ。

 料理長の渡邊修さんは「山笠の合間にでも立ち寄っていただき、そば屋の甘味で一息ついて、幸せになってもらえれば」と話す。

 甘味処の営業時間は12時~17時ごろだが、店舗の営業時間11時30分~20時30分中は柔軟に対応する。第2日曜定休。

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