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「博多マルイ」開業迫る 地元意識した店作り、館内の音に「博多織」も

豊富なサイズ展開が強みのオリジナルブランド「マルイのシューズ」

豊富なサイズ展開が強みのオリジナルブランド「マルイのシューズ」

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 「KITTE博多(キッテハカタ)」の核テナントとして4月21日、「博多マルイ」(福岡市博多区博多駅中央街)が開業する。

「大濠公園」をイメージした4階休憩スペース

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 場所は1階~7階。飲食や雑貨を中心にした構成で、約4割を九州初出店の店舗で占める。約2年前から客と直接、品ぞろえや店舗構成などを議論する「お客さま企画会議」を開く中で、「自分に合うもの」への要望が高かったということから、豊富なサイズ展開が強みのオリジナルブランド「マルイのシューズ」売り場(3階)、5階オリジナルのラッピング用品が作れる「ギフトステーション」(5階)など、客それぞれの好みやデザイン、サイズに対応できる売り場を展開する。

 大半のフロアにはカフェを設け、「買い物疲れ」にも考慮。2階に九州初出店の「オリジナルパンケーキハウス」と「丸の内CAFE会」、5階には和カフェ「神楽坂 茶寮」、6階の大型複合書店「HMV&BOOKS」横には「レックコーヒー」が店を構える。

 館内は博多織をイメージした内装に仕上げ、緑をふんだんに使った各階に設けた休憩スペースは、「大濠公園の木漏れ日」「志賀島 きらめく波」「油山のせせらぎ」などをテーマに演出。館内の音にもこだわり、入り口のウエルカムサウンドは箱崎宮の「放生会」で売られている「ちゃんぽん」、6階授乳室では博多どんたく「ぼんちかわいや」のオルゴールサウンド、1階貫通通路には実際に集音した博多織機の音を流し、地元でなじみのあるものを環境演出に取り入れた。時報のピアノサウンドは、福岡県出身のアーティスト・クラムボンの原田郁子さんが手掛けた。

 営業時間は10時~21時(一部、店舗により異なる)。

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