
株式会社Learner’s Learner(代表取締役:黒川公晴、以下「当社」)は、2026年6月より、樋口泰行氏を顧問としてお迎えすることをお知らせします。
AI・テクノロジーの急速な進化、地政学リスクの高まり、そして組織や社会の複雑性が増す今、企業が直面する課題に「正解」は存在しません。変化のスピードが予測を上回るこの時代に求められるのは、所与の答えを実行する力ではなく、不確実性の中でも学習を続けて前進し、周囲を巻き込みながら道を切り拓ける「適応するリーダー」の存在です。しかし、そうしたリーダーは一夜にして育つものではありません。当社は米国ミネルバとの事業提携のもと、「Managing Complexity」プログラムを日本企業に展開し、肩書きや権限を問わず一人ひとりが周囲に前向きな影響力を及ぼせる人材を育ててきました。
樋口泰行氏は、日本HP・ダイエー・マイクロソフト・パナソニック コネクトと、時代の荒波の中で巨大組織の変革を牽引し続けてきた経営者です。その歩みそのものが、「答えのない問いに適応し、人を動かし、組織を前進させる」リーダーシップの実践史といえます。約2年間のパナソニック コネクト様でのリーダー育成プログラムへの伴走を通じ、当社の理念と深く共鳴いただいた樋口氏をお迎えすることで、私たちはこの取り組みをさらに多くの人・組織へと届けていきます。
1957年生まれ。大阪大学工学部卒業後、1980年に松下電器産業(現パナソニックグループ)に入社。1991年にハーバード・ビジネス・スクール(MBA)を修了後、ボストン コンサルティング グループ、アップルコンピュータ、コンパックコンピュータを経て、2003年より日本ヒューレット・パッカード代表取締役社長、2005年よりダイエー代表取締役社長、2007年より日本マイクロソフト代表取締役 兼 COOを歴任。2017年にパナソニックグループに復帰し、2022年よりパナソニック コネクト株式会社 代表取締役 執行役員社長・CEOを務め、2026年3月に退任。
パナソニック コネクトでは、本社の東京移転やICTのフル活用をはじめとするカルチャー&マインド改革を牽引し、組織風土の抜本的な変革を実現したほか、「現場プロセスイノベーション」に基づき、事業強化を図った。

樋口泰行氏
今後、樋口氏には主に以下の形でご協力いただきます。
・ 経営に関するアドバイザリー
・ 当社主催のリーダー育成プログラムやイベントへの登壇・参画
株式会社Learner’s Learner 代表取締役 黒川 より
樋口さんとのご縁は、パナソニックコネクト様でのリーダー育成に伴走していた中で、弊社が大切にする適応型リーダーシップの考え方や育成の枠組みに強く共感いただいたことに始まります。日本HP、ダイエー、マイクロソフト、そしてパナソニック コネクトと、複雑な組織変革を牽引されてきた樋口さんが体現されてきたリーダーシップは、私たちが伝えようとしているエッセンスそのものです。今回のご就任により、その知恵と経験をより多くの人に届けていく力をいただけると確信しています。
樋口 泰行 氏 より
この度、株式会社Learner's Learnerの顧問に就任させていただくこととなりました。これまでさまざまな企業の経営に携わるなかで、企業という「生き物」を良く育てるのも、悪く育てるのも、結局は「人」、特に、全体のトーンを決めるリーダー次第だということ、そしてそのリーダーを育成するための「正しい教育」の重要性・必要性を痛感して参りました。その文脈で、ミネルバ式の、主体的に考え、自ら学び続けるリーダーを育てるLearner's Learnerのアプローチに、深く共感しました。私の経験が、このアプローチが核となり、より実践的に、企業に埋め込まれるような、リーダー教育の推進に少しでもお役に立てるよう、誠心誠意努めてまいります。