「隠し砦の三悪人」-長澤まさみさん・宮川大輔さんらが会見

写真撮影に笑顔で応える(左から)宮川大輔さん、長澤まさみさん、樋口真嗣監督

写真撮影に笑顔で応える(左から)宮川大輔さん、長澤まさみさん、樋口真嗣監督

  • 0

  •  

 グランド・ハイアット・福岡(福岡市博多区住吉1)で5月1日、黒澤明監督のリメーク作品となる「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」の合同記者会見が行われ、出演者の長澤まさみさん、宮川大輔さん、監督の樋口真嗣さんらが出席した。

[広告]

 作品は巨匠黒澤明監督によって1958年に公開された作品のリメーク版で、「ローレライ」(2005年)、「日本沈没」(2006年)などを手がけた樋口真嗣監督が指揮を執り、主人公が旧作には存在しない武蔵になるなど、オリジナルの作品に仕上げられた。

 長澤さんは、共演の宮川さんについて「(テレビで)チーズ転がし祭りのイメージしかなかったけど、お芝居に対してとても純粋で、兄貴分のような感じでした」と話すと、宮川さんも「スタッフがとても気を使ってくれて、みんなで輪を作って笑って話してくれたので、とても元気が出た。芸人はロケの過酷な状況は『ムリや!』っていうけど、役者さんは監督の指示通り演技するのがすごい」と話した。会場は宮川さんのトークで時折笑いに包まれ、終始和やかな雰囲気で行われた。

 また樋口監督は「揺るぎない意志を表す目の強さでキャスティングした。撮影で行き詰った時も旧作を見て励まされた」といい、前回までの2作は死がテーマにあったのに対して「今回はとても充実していた」とも話した。

 見どころについては、「恋愛感情ではなく、人のことを尊敬して、刺激を受けて好きになる(役の)雪姫」(長澤さん)、ロケが阿蘇山や熊本城でも行われたことから「九州ご当地映画としても楽しんでほしい」(樋口さん)と語った。

 5月10日から、ユナイテッドシネマ・キャナルシティ13(同市博多区住吉1)ほか全国の劇場で公開。

笑顔を見せる長澤まさみさん(関連画像)トークがさえる宮川大輔さん(関連画像)全スクリーンで愛のメッセージをサプライズ上映-キャナル13(博多経済新聞)『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』公式ホームページ

  • はてなブックマークに追加

ピックアップ

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース