博多川水上に「どんたく」演舞台-博商会、500万円かけ初設置

川端ぜんざい広場を通り抜けるとそこは「博多川水上本舞台」山笠の飾り山も展示されている

川端ぜんざい広場を通り抜けるとそこは「博多川水上本舞台」山笠の飾り山も展示されている

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 中洲・川端地区の地元連合会・博商会は、5月3日から始まる「博多どんたく港まつり」の演舞台を、ぜんざい広場から対岸までの博多川上に設ける。

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 上川端商店街内の川端ぜんざい広場(福岡市博多区上川端町)から、対岸の中洲地区までの博多川上に、同商店街のほか、川端中央商店街・中洲町連合会・博多リバレイン・キャナルシティ博多で組織する博商会が総工費約500万円をかけて設置。舞台の名称は「博多川水上本舞台」となる。4月30日から急ピッチで工事が進められた。川上の舞台設置は、今年で47回を数えるどんたくで初の試み。初夏の川風に吹かれ、約120人がどんたくを楽しむことができる。

 上川端商店街は昨年5月から今年4月にかけて、アーケードの耐震補強や全店バリアフリー化、300メートルにわたる全路面を大理石から御影石に取り換え、雨天時も滑りにくくするなど、大規模なリニューアルを行ったばかり。高齢者にもやさしい商店街になった。

 同商店街振興組合の原公志理事長は「これからも安心して買い物を楽しめる商店街にしていきたい。どんたくではぜひ商店街にも足を運んでもらって、たくさんの方に博多のよさを知っていただければ」と話す。

 同舞台は3日・4日のみ設置され、開場時間は10時~21時。5日以降もぜんざい広場では11時~18時に川端ぜんざい(400円)が提供され、11日までは無休で営業する。広場には観光案内のパンフレットを設置しているほか、上川端商店街アーケードでおなじみの博多弁番付が入った長谷川法世さんのイラスト付き博多方言一筆箋(400円)などのお土産も発売している。

アーケードの博多弁番付(関連画像)博多名物「川端ぜんざい」(関連画像)ミッキー効果で「博多どんたく」の人出は220万人に(博多経済新聞)博多川端商店街博多どんたく港まつり

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