切り絵で描く博多の魅力-博多の切り絵師、どんたく前に作品公開

博多百景の切り絵に挑戦中の小西一珠喜(かずよし)さん。

博多百景の切り絵に挑戦中の小西一珠喜(かずよし)さん。

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 上川端商店街のギャラリーパレアナ倶楽部(福岡市博多区上川端4 TEL 092-263-3306)で、博多の切り絵師・小西一珠喜(かずよし)さんの作品展「小西一珠喜きりえ展」が行われている。

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 小西さんは、約7年前に見た山笠に魅せられて以来、山笠をモチーフにした切り絵の制作を手がけてきた。昨年アクロス福岡での展示会後、今年3月にはニューヨークの国連日本語学校で展示を行ったり、子どもたちに切り絵を教えたりするなど、博多の文化を広めるために精力的に活動している。今年のどんたくでも、傘鉾の大垂絵の一面を制作した。

 今回は「きりえ博多百景」と題し、完成した櫛田神社や博多座船乗込みなど、代表的な博多の風景と、以前から手がけている博多祇園山笠の切り絵、タペストリーなど約30点を展示している。

 会場では、博多祇園山笠の絵葉書(100円)や、ふくろう切り絵キット(300円)などを販売するほか、企業とコラボレーションした小西さんのはがきサイズの切り絵カード3種類を無料で配布している。

 小西さんは「今回もいろいろな方の協力を得て開催できた。博多の魅力を、もっともっと伝えていきたいし、そのためにどんな方法があるかを考えていきたい」と意欲をみせる。

 開催時間は11時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。5月5日まで。7月には、サロン・ド・井筒屋で山笠をモチーフにした展示会を予定している。

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