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福岡よかもんひろばで八女茶の企画展 茶道具の展示やワークショップなど

芦屋釜や上野焼などの茶道具

芦屋釜や上野焼などの茶道具

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 企画展「八女茶発祥600年 そして未来へ」が現在、福岡県庁(福岡市博多区東公園)11階「福岡よかもんひろば」で開催されている。主催は福岡県園芸振興課、福岡よかもんひろば。

茶の審査項目の紹介

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 福岡の八女茶は1423年に製茶技法が福岡の地に伝わったといわれ、「八女茶発祥600年の機会に伝統や歴史を再認識してもらいたい」と同展を企画した。八女茶の魅力を五感で体感してもらおうと、「視(み)る」「聴く」「香る」「味わう」「触れる」をテーマに開く。

 上野焼や芦屋釜などの茶道具の展示、上野焼の抹茶わんの展示、茶の審査項目の紹介、八女茶に関する歴史動画の紹介など行う。よかもんショップでは、八女茶や八女茶を使った菓子、茶器などを販売する。カフェでは「八女玉露カレー」(700円、11時30分~14時)、「自家製八女茶チーズケーキ」(400円)を数量限定で提供する。

 ワークショップも開く。11月29日は、八女・星野茶の抹茶を味わい違いを知ってもらう「芦屋釜 闘茶体験」(600円、定員10人)、12月7日は八女茶の茶葉を石臼でひき、その場で茶をたてて味わう「八女・星野茶の本格抹茶体験」(800円、1日3回、各回定員10人)を開催する。ウェブサイトで予約が必要。

 同施設総括マネジャーの牧本豊治さんは「福岡よかもんひろばならではの五感を使って楽しめるコンテンツを用意している。この機会に八女茶に触れて、魅力を再認識してもらいたい」と話す。

 開催時間は8時30分~17時15分。土曜・日曜・祝日休館。入場無料。12月15日まで。

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