ステーショナリーブランド「ACME」、福岡空港「そらモール」に九州初出店

「福岡の知名度も上げていきたい」と意欲を見せる山口恭徳社長。同社のロゴカラーを使った斬新な店内にて。

「福岡の知名度も上げていきたい」と意欲を見せる山口恭徳社長。同社のロゴカラーを使った斬新な店内にて。

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 ハワイ州マウイ島を拠点に世界44カ国で展開するステーショナリーブランド「ACME(アクメ)」(TEL 092-623-7237)が2月1日、同日オープンした福岡空港国内線第2ターミナル(福岡市博多区大字下臼井)2階物販エリア「そらモールFUKUOKA」にオープンした。

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 同店は、150人を超える建築家やアーティストなどデザイナーとコラボレーションしたステーショナリーを展開しているブランド。日本での輸入代理店はインターアクト(中央区天神1)が手がける。これまで、新丸ビル店(東京都千代田区)、新宿三越アルコット(新宿区)、エキュート品川(港区)とすべて東京で店舗展開を手がけ、輸入業務全般を福岡の本社で行ってきたが、福岡空港店は初の九州出店となる。

 店頭には、かつて帝国ホテルの設計を手がけた建築家、フランク・ロイド・ライトのローラーボールペン(8,400円)やカードケース(4,200円)のほか、エットレ・ソットサス、チャールズ&レイ・イームズなどの著名な建築家の腕時計、カフスなどコラボ商品が並ぶ。男性以外にもギフトとして需要が高く、リピーターも多いことから、ギフトケースやディスプレー用品なども取り扱う。

 同店のターゲットの中心は20代後半~40代のビジネスマン。これまで都内のビジネス街や駅などでの店舗展開のノウハウを生かし、国内の基幹空港である同店でもビジネスマンをターゲットに据える。平均客単価は10,000円弱。店舗面積は約10坪で、出発ロビーに隣接する同モール内の時間が限られている来客にも、わかりやすいディスプレーやオンラインの案内などで訴求していくという。

 本社所在地である九州での初出店について、同社の山口恭徳社長は「商品力と独自性、適正な価格で、きちんとした情報発信ができれば、ビジネスは可能。どこでやるかが重要ではなく、商品力が重要だ」と話し、「デザインに対する意識が高い方や、人とは違うこだわりを見せたい方に訴求していきたい」とも。今後福岡以外でも、関西圏や中部圏などビジネスマンの商業エリアでの店舗拡大を目指す。

 営業時間は8時~21時。

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