おでん専門店「九州を元気にしたいっ隊！オデンジャー」が10月19日から期間限定で、JR博多駅（福岡市博多区博多駅中央街）5番・6番ホームに出店している。

　飲食店運営事業を行う「JR九州フードサービス」（博多駅東1）が「地域と連携し九州を元気にしたい」という思いから、5番・6番ホームの店舗を、九州の魅力が詰まった料理を提供するポップアップショップとして活用する取り組み。2021年3月に始まり、今回で第7弾となる。

　これまで、他のエリアで展開している既存店に場所を提供してきたが、今回は同社の新業態創出と若手社員の業務知識習得を目的に、提案者自身が運営を行う「チャレンジ店舗」とした。社員が店舗や提供メニューを考案したほか、店舗スタッフとしても4人の社員が関わっているという。だしは鹿児島産のかつお節、熊本産のさば節、長崎産のいりこなど九州の食材を使い、2日間かけて仕上げたおでんを立食スタイルで提供する。

　おでんメニューは大根、たまご、こんにゃく、里芋、ごぼう天、牛すじ、トマト（150円～）など。そのほか、「おでん屋さんのカレー」（300円）、「クリームチーズの醤油（しょうゆ）漬け」「おでん出汁（だし）を使用したこだわりのポテサラ」（以上350円）、生ビール（550円）などをそろえる。

　同店スタッフの久保貴子さんは「一日の疲れを癒やし、元気になれるような店を目指している。寒い季節にぴったりのおでんとお酒を駅のホームで楽しめるので、来店してもらえたら」と呼びかける。

　営業時間は16時～22時。終了時期は未定。