九州新幹線「新800系」順次導入へ-車内随所に九州の伝統工芸

公開された「新800系」のイメージ。外観は既存の800系よりかわいらしい印象に。

公開された「新800系」のイメージ。外観は既存の800系よりかわいらしい印象に。

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 JR九州(福岡市博多区博多駅前3)は12月17日、現在部分営業している九州新幹線800系の「つばめ」を大幅に改装した「新800系」を来年の夏をめどに順次導入することを発表した。

 新車両の導入は2011年春の九州新幹線全線開通を見据えたもので、鉄道の車両では世界初となる、立体曲面のライトカバーの採用。また内部壁面に金箔を貼るほか、博多織を額に入れて飾ったり、久留米絣ののれんを設置するほか、鹿児島・川辺の仏壇彫刻の職人技術も採用するなど、地元九州の伝統工芸をふんだんに取り入れた。

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 ほかにもクスノキやハードメイプルなどの木材を多用し、シートの張り地も車両ごとに変更、赤系の色で構成された革と5種類の織物で作製するほか、新たに多目的ルームなども設ける。製造コストは1両約3.5億円。

 現在同社では800系を6両×6編成保有。来年夏から2010年秋にかけて、6両×3編成導入する。