エフ・ジェイエンターテインメントワークス(福岡市博多区綱場町2)は5月18日、同社が運営する商業施設「木の葉モール橋本」(西区橋本2)で、フードコート内飲食店の注文・決済・呼び出し通知専用のLINE公式アカウント「木の葉・LINEでオーダー」の一般利用を開始した。
企画推進パートナーの「LINE Fukuoka」(博多駅中央街8)とシステム開発協力の「オルターブース」(中央区舞鶴2)と共に行う取り組み。昨年8月より、館内従業員を対象に、実証実験を続けていた。
取り組みでは、「オルターブース」で開発したサービスを、LINE公式アカウント「木の葉・LINEでオーダー」と「LINE Pay」で連携。飲食店での注文から決済、調理完了の知らせまでをLINEのトークルーム上で完結できる仕組み。LINE公式アカウント「木の葉・LINEでオーダー」を「友だち」に追加して利用する。トークルーム画面でメニューを選び注文して、「LINE Pay」を使って決済し、トークルームに調理完了の呼び出し通知が届き次第、受け取りに行く。
このほか、テークアウトの注文・決済・呼び出し通知機能も搭載し、受け取り時のみの最低限の接触でフードコートメニューを持ち帰ることもできる。
現在の対象店舗は、ケンタッキーフライドチキン・モスバーガー・うえすたん・中國大明火鍋城 木の葉キッチン・サーティワンアイスクリーム・ミスタードーナツ・サブウェイ・リンガーハット・因幡うどんの9店舗。
同社は「今後は並ばずに注文・決済し、効率的にフードコートを利用してもらえる」とする。店舗側にとっても、注文・会計が終わっているため、調理に集中でき作業効率を上げることも期待しているという。
利用可能時間は10時~21時(当面の間は10時~20時の短縮営業、一部店舗により異なる)。